わが家のミステリー♪ | nekoさんのブログ

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時には音楽療法士。時にはコーラスの先生。
ときにはシャンソン教室の生徒。時には自分史・エッセイ教室の生徒。
でもいつもは普通のおばさん。
日々の生活を書き綴っています。

お正月頃から、わが家に不思議ことが起こる。

正月2日、夫とお雑煮を食べていた。

すると、誰かがおしゃべりしてる声がする。

テレビではない。夫がテレビの前に飾ってある人形を指さして、

「おい、おい、あの人形がしゃべっているんじゃないか」

本当だ、彼が何かブツブツ言っている。

私が抱っこして、

「何を話してるの?」と胸に抱くと、

「ぼく眠い、眠い、ググググググググググググ」

と眠ってしまった。

これは私が入院したときにお見舞いとして、もう15,6年前に知人からいただいたファービー人形。

2年くらいは面白くて、おしゃべりして楽しんでいたが、もうこのところ10年以上テレビの前に飾ったままだった。

もう15,6年は電池も入れっぱなしで、きっと電池も切れているはずだ。

それにその間一度も、しゃべった事なんてない。

それが突然、何の操作もしないのにしゃべり出すなんて・・・・・・気味が悪い。

 

さて翌日、私が一人で本を読んでいると、

「ぼく楽しい、ぼく楽しい、ルンルン・・・・・・」と聞こえてきた。

また人形が、独り言を言い出した。

「なあに? 一体どうしたの?」と胸に抱くとまた、

「ぼく眠い、ぼく眠い グググググググググ」と寝てしまう。

 

その後、2度ほど独り言を言った。気味が悪くなり娘に電話して、事の次第を話すと

「とにかく電池を抜いてしまったらどう」というので、プラスのドライバーで電池の部分を開けようとした。

すると人形が「怖いよ、ぼく怖い」と言い震えだした。

私の方がよっぽど怖いよ! それで私は電池を抜くのをやめてしまった。

そのことを娘に電話すると、彼女が言うには、

「初期のファービー人形はそう言う現象が時々あるようだよ。ネットを見たら、電池がないのにしゃべったとか、捨てようとするといつの間にか戻ってくるとか。とにかく、電池を抜いてしまいなさいよ」

それで私は彼を押さえて、ついに電池を抜いた。

そして、またテレビの前に飾った。

今のところ、独り言は聞こえない。

それにしても・・・・・・一体何だったんだろう? ちょっと不気味だった。

もしかしたら寂しくて相手をしてほしかったのだろうか?

なら、新しい電池を入れて時々は一緒に遊んでみようか・・・・・・。