めまいで倒れてからは、何となく気分も優れず、家の中でグズグズしていた。
秦野市に住んでいる娘夫婦がGWだからと4月27日にやってきた。
「お母さん、気晴らしに新緑でも見に行こうよ」
夫は沢山歩けないので、家で留守番。
私と娘夫婦と3人で谷汲山華厳寺に出掛けた。
車の中から見える山々は、新緑に燃えている。
ツブラジイの花は金色に輝いて、初夏の風景に目を見張る。
途中、道の駅によってみた。
季節の野菜や果物、地域自慢の品々が並んで居たが、ビックリしたのは
「オオクワガタ虫」の値段。
4~5cmのものが一匹「¥11,000」で売られていた。いったいこの値段で、どなたがお買いになるのだろう?
さて目的地に着いたものの、参道の両側に並んだお店はほとんど閉まっているのだ。
もうGWだと言うのに何故?
参拝の人も、そんなに多くないが、外国人が何人かいらした。
長く続く階段。まだ膝の再生治療を受けて日が浅いので、この階段を上るのはちょっと心配で、娘夫婦だけでお参りに行くことにした。
私は、彼らの帰って来るまで花を愛でたり、大きな杉の木を見上げたりと、あちこち散歩していた。
爽やかな風、木々の緑、シャクナゲやヒメシャガなどの花も美しい。
やがて娘達が帰って来たので、昼食。
参道脇に2軒だけ開いている店があったので、その1軒に入る。
3人とも田楽定食を注文して、しばらくはお参りしてきた華厳寺の話や、家で待っている夫への土産のことなどを話していた。
ところが20分、30分、40分経っても、まだ食事が運ばれてこない。
めちゃめちゃ混んでいるわけでもないのに。
待ちくたびれてちょっとブーブー言い出したところにやっと運ばれてきた。
時計を見ると55分も待った計算になる。
ご飯が無くなってしまって炊いていたのかな? 何て思ってしまった。
それに、今までの人たちにはメロンのデザートが付いていたのに、私たちのはそれがない。
代わりの果物も付いていない。???
文句を言いたかったけれど、はしたないと思い黙っていた。
会計の時、レジの女性が、
「長らくお待たせいたしましたので100円、お引きいたします」
約1時間も待って、しかもメロンがなくて・・・・・・たった100円だけ?
心の中で思ったが「ごちそうさまでした」と言って店を出た。
でも、久しぶりに大自然の中で呼吸して、気持ちも明るくなれた気がする。
落ち込んでいても仕方ないから、元気出して頑張ろう!



