松の内も明けて、年賀状が届くのもそろそろ終わり。
何気なく見返してみる。
時代だよね、プリントアウトの文字がたくさん並んでる。
(手書きの私はもはや稀少動物かもしれないw)
そんな中、ふっと目にとまった1通の年賀状。
昔、半年間お世話になった保健所のおじちゃんからのものでした。
“俺は字が汚いからなあ”って顔をくしゃくしゃにして恥ずかしそうに笑っていたっけ。
でも、私はそのおじちゃんの文字が大好きです。
力強くてのびのびしていて、元気であったかい。
誰かにメモを渡す時や、サインをする時には、
とても丁寧に字を書く人が身近にいたっけ。
“字が下手だから”って言っていたけど
私はその字がとても好きだった。
線は細いけど、しっかりくっきり、黒いインクが紙に姿をおとしている、
丁寧な字。
その心遣いが好きだし、憧れる。
読む人や、見る相手を思って書いた一字一字。
字の美しさって、気持ちや想いそのものなのかもしれないあな。
なんだか無性に手紙を書きたくなります。
誰に何を書くのかな?
その時の私の字は、どんな姿をしてるのかな?
ありがとうございます。