なんとなく時間の概念がないように感じますね。
げんちゃんについてだけ、時間を考えると・・・。
今日はげんちゃんの百か日でした。
東京はうっすら雪が積もりましたよ。
げんちゃんは雪が大好きで、わざわざ積もっているところを選んで歩いてたっけなあ。
道の隅っこの雪の塊を目指して歩くものだから散歩の距離も時間も倍になっていやあ、寒かったなあ。
でも、雪の道よりげんちゃんがいないほうが、うんと寒いです。
今日はちょっと不思議なお話を・・・。
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げんちゃんの初七日を迎える少し前の朝。
まーすけパパがリビングに黙って入ってきて、
げんちゃんがいつも座っていたソファの対面の椅子に腰を下ろしました。
(⬇ソファと椅子の位置関係 げんちゃんチョコもなかアイスガン見してます(笑))
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120120/20/masuke-teio/3c/95/j/o0800053311745656349.jpg?caw=800)
おはようって声をかけたら、パパは急に泣き出しちゃった・・・。
ビックリしてね、どうしたの!?って声をかけようと思ったらね・・・
“今朝早く、ここに座っていたらな、げんたが・・・げんたが嬉しそうに歩いてきたんだよ。
あの腹巻きしてな、しっぽ振ってこっちにとことこってきたんだ。
思わずげんた!って手を広げたら、あいつ消えちゃった・・・。”
パパはげんちゃんがいなくなってからも、朝の散歩の時間に起きてこの椅子でぼーっとしてたんです。
そのとき、夢か現かの狭間にやってきたげんちゃん。
“あいつ、喜んでるんだなあ。”
そういって2人で大号泣しちゃった。
でもね、パパがこういうんですよ。
“でもなあ、おかしいんだ。げんたの腹巻き、いつもの青い縁取りのじゃないんだ。
なんかこう・・・黄色っぽい模様の縁取りで、いぬの顔が大きく描いてあるやつしてるんだ。”
(⬇愛用してた青い縁取りの“腹巻き”(おむつカバーだけどね^^))
黄色い模様の縁取り・・・!
私はその言葉をきいて、心臓がばくばくしました。
実は、“腹巻き”を作ってくれたsooさんが、替えのものを作って送ってくれたんです。
でも、それが到着したのはげんが亡くなった翌日でした。
げんちゃんにつけさせてあげたかった!ごめんね、げんちゃん・・・というsooさんの気持ち・・・
安らかに眠っているげんの体にそれを合わせたとたん、私はたまらなくなって
ああ、げんちゃん、ちゃんと分かってるよね・・・。sooさんの思い、有り難いよね、たまらないよね。
荼毘にふすのが翌日の朝早くだったので、準備をスムーズに行うために
周りのものは夜のうちに外し、畳置きました。
なので替えのカバーは数時間だけげんにかけてあげてたのです。
まーすけパパは、外でタバコをすっていたり、二階にいってだまっていたり、
げんを見ると悲しくなっちゃうので、しばらくそばを離れていました。
だから、sooさんの替えのおむつは見てなかったのです。
“パパ・・・もしかして、これじゃない?げんちゃんがさっきつけてたの。”
私はげんが実際につける事のできなかった替えのおむつカバーを出してパパに見せました。
すると・・・
“これ・・・”
そのあとは声にならなかった・・・。
げんちゃんは、ちゃんと替えのおむつをして、その姿をパパに見せにきたんだなあって思う。
それが自分でも気に入って、もううれしくて仕方なかったんだろうなあ。
パパ、見て!ぼく似合うでしょ!?
この話、すぐにsooさんに伝えました。
げんちゃん、ちゃんとびっけの国で使ってるよって!
だから・・・間に合わなくなかったよって^^
夢か現か・・・。
その間には、いろんな世界をつなぐ道が時々現れるのかもしれません。
できることなら、いつも通行可能にしてほしいな。
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