心筋梗塞とは、
心筋梗塞は日本人の死亡原因の第二位であり、突然死の原因にもあげられる病気です。(厚生労働省「令和元年 人口動態統計月報年計(概数)の結果」より)

心筋(心臓を構成する筋肉)に血液を送る“冠動脈”が閉塞することによって、心筋が酸素不足の状態に陥ります。冠動脈が閉塞する部位によっては、広範囲な心筋の酸素不足が生じることで突然死に至るケースもあり、とても危険な病気です。

心筋梗塞の原因は冠動脈の動脈硬化であり、冠動脈の壁にコレステロールなどが沈着すると、こぶのように盛り上がった粥腫(じゅくしゅ)ができます。薄い膜で覆われている粥腫は不安定であり、傷つくとその回りに血栓ができて血流を悪くします。さらに血栓が大きくなると、冠動脈を塞いでしまい血液をせき止めてしまいます。そのため、酸素不足となった心筋細胞が壊死(えし)を起こします。

そんなことから、リハビリは厳密に行うこととなり、退院は延長された。

手稲山の山並み