そんな訳で、取り付け騒ぎとかは一切おこらず給料も最後まできちんと金策をして支払いい不渡りを出した割りには比較的静かに幕をひいた。
しかし、銀行とノンバンク、カード会社は携帯と自宅に関心するほど電話を掛けて来た、内容証明郵便もひっきりなしに送られて来た。
一回不渡りが出来た直後、会社の顧問弁護士に相談には言っていた。
事情を話したところ私が何故そんな詐欺に引っかかったか不思議で仕方ないと言っていた、この弁護士とは15年位のお付き合いで私の沈着冷静で、判断能力なども良く知っている。
何かに焦っていたのは事実だった、この事件の一年位前に公認会計士が手続きを誤ってそこから軌道がずれ焦り始めたことを思い出す。
弁護士から言われた、破産するなら他の弁護士に頼んでくれと。
もちろん破産する気はないし、破産する金すら無かった。
その弁護士曰く、貸し金の訴訟が上手く行っていれば弁護士は一年で一生分の報酬を得る事が出来る、自分がアクセク何年も働いているのは貸し金は民事手続きをしても殆ど回収出来ないからだと。
時間が解決するのだと。訴訟で困ったらいつでも相談に乗るとも言われた。
また、Xデーが来る前に一連の詐欺に関しても警察に相談していたが、騙された方が悪いような言われ方をして何の解決にもならなかった。
何とかイチミを炙りだそうとして、奴等の残した書類や車のナンバーから足跡を辿り、車の使用者に辿り着いたが倒産していた、元従業員と話す事が出来たが私と同じような手口で会社が破綻したようだ。車の所有者は自動車ローン会社で持ち逃げされていたにも関わらず警察に被害届けは出していない、その会社の破産管財人も利益が無いのでその件は扱わないと言われた。
他にも同じ頃に2社奴等に食い物にされていたようだ、警察は全く無力だ。