融資を受けた金が戻って来なくて、返済が始まり、そしてカードの督促が頻繁にあり、しかもこんな事ばかりで会社の資金繰りは悪くなる一方、本当に藁をも掴む思いだった。

そんなところにまたイチミから別の金の話しを持ち込まれる。

今度は手形をノンバンクで割引してその一部を一時的に資金繰りに充当出来るという。

多分融通手形だと分かっていたが、なんとか穴埋めをする為にはやむを得ないくイチミの言う通りにした。

一度割引をして現金をイチミに渡した、毎回では無いが何回は手数料程度の現金が充当された。

一瞬は助かった、何回かはノンバンクに怪しまれるので断った。

しかし手数料程度の金額では穴埋めに追いつかなかった。

この時には適正な判断力を失っていて、イチミの言う事がまともと思い鵜呑みにしていた。

このノンバンクで割引をした手形は後日決済日がくる毎に詐取手形で不渡り、資金不足での不渡りを喰う事になる。

多分この事実を分かってたかは定かではないが保証人の自己破産と関係は有ると思われる。