あなたはきっと愛情に包まれている事でしょね。
また、あなたも誰かに愛情を注いでいることでしょう。
愛情って深く考えているとわからなくなってしまうことがありませんか。
大切なものを守ろうとする思い……。
理屈抜きにして愛おしいという感情。
自分が大事だと思っているものとの繋がり……。
いろいろと思い浮かびますよね。
愛情って人同士だけではなく、動物や植物にも通じますよね。
物にも、また目には見えないものにも感じられるものだと思います。
我が家にきてくれた捨て猫の「こてつ」は、私自身の愛情がこんなにあったのかと思い出させてくれました。可愛くて可愛くて、片時も離れられないくらいでした。
わたしの話をちゃんと目をそらさずによく聞いてくれ、遊んでくれとおもちゃをもってきたりして甘え上手でもありました。
こてつはとても愛情深い猫でした。自分の後に次々と拾われて我が家に来る子猫を、出ないおっぱいを血が出ても吸わせてあげたり、トイレの世話をしてくれたり叱ったり、仲裁したりしてくれただけでなく、家族全員をなぐさめ癒してくれていました。
あなたが愛情について考えを巡らせるときに、思い浮かぶものはなんでしょうか。
ほら、氣持ちが……心が……胸のあたりが……、ぽわぁ～と温かくなり、キューンとしてきませんか。それが愛情だと私は思います。