易きに流れない家づくりを 1 | 東急沿線に手刻みで国産材(檜)の注文住宅をつくる:神奈川県横浜市川崎市の建築会社、増田林業のブログ

東急沿線に手刻みで国産材(檜)の注文住宅をつくる:神奈川県横浜市川崎市の建築会社、増田林業のブログ

注文住宅は一番高い買い物なのに、工場生産でいいんですか?東横線、田園都市線、横浜市青葉区、都筑区、港北区、港北ニュータウンで国産材(檜)で注文住宅を建てたい人に家づくりの秘訣を教えます。

長期優良住宅普及促進法では

壁と併せて床面(水平構面)の強さを

新たにチェック項目として加えました。


建物が地震や台風などの外力に耐える力を

壁面耐力と連動して、床面耐力も合わせてチェックするのです。

このことは私どもが施工にあたり、自然木の木組み構造で、

最も注意深く行う項目の1つです。

具体的には

・土台、柱の位置

・木組みの梁のサイズ、長さ、位置。仕口方法。

・壁耐力は「すじかい」と呼ばれる壁内斜材。

・床面耐力は「火打ち梁」と呼ばれる水平方向の角を補強する斜材。

が重要なポイントです。

これらを共に耐力として連動するよう組み上げて行くことにより

木の骨組み自体で強い構造体を造るのです。

私どもが実践するこの方法は

パネルを使う場合のように

外壁の下地板や床板に耐力を求めないのです。

そのことにより

外壁の壁体内部や床面に

通気の機能を持たせることが可能となります。

通気さえできていれば自然木は劣化せず

築100年のロマンが見えてくるのです。

すじかいを詳しく見る

火打ち梁を詳しく見る