データから振り返る、
2020年のリーグ戦
先発投手力の指標である、
㉒QS率についての検討
●チーム別のQS率
①阪神:55%
②広島:51.67%
③巨人:46.67%
④中日:45%
⑤横浜:40.83%
⑥ヤク:30.83%
▲チーム別のQS率は、55%の阪神がトップで51.67%の広島が2位でした。優勝した巨人は5割を切り、ヤクルトが30.83%で最下位でした。
パ・リーグのトップはロッテの51.67%で、日本一・ソフトバンクは48.33%で5割を切っています。ソフトバンクや巨人はQS重視ではなく、継投陣が充実しているので早めの継投を優先したことが示唆されます
●個人別のQS率
(規定投球回以上)
①西(阪神):80.95%
②大野(中日):80%
②菅野(巨人):80%
④森下(広島):77.78%
⑤青柳(阪神):61.9%
⑥九里(広島):60%
▲阪神・西投手がトップで、大野投手、菅野投手、森下投手が8割前後で続きました。
●広島の先発投手のQS率
①森下:77.78%
②中村祐:75%
③九里:60%
④大瀬良:54.55%
⑤床田:46.67%
⑥遠藤:42.11%
⑦野村:38.46%
⑧ジョンソン:30%
▲ローテ投手陣では森下投手と中村祐投手が7割を超え、九里投手は6割でした。床田投手と遠藤投手は5割を割っています...
先発・中継ぎ分業制では、
QS率は6割を目指してほしいところ
床田投手と遠藤投手は、
もう少し長いイニングを
投手王国復活だ、
広島東洋カープ