伝統的工芸品をつくる「わざ」を愛知県の登録無形文化財に
こんにちは。
ますだ裕二です。
国の厳しい基準をクリアした、愛知県の経済産業局が所管している伝統的工芸品を後世に残していけるように、
伝統的工芸品をつくる「わざ」を愛知県無形文化財として登録して保存していくべきではないかと、ここ数年訴え続けてきましたが、令和7年2月委員会で、順次登録していく旨の答弁をいただくことができました。
詳細については、以下の通りです。

Q.経済産業局が所管している「伝統的工芸品」は、100年以上の歴史があり、引き継がれてきた「わざ」によって作り出されるもので、この「わざ」を残していかなければ、伝統的工芸品が次の世代に引き継いでいけない。
県内には、国の高いハードルをクリアして経済産業省から指定を受けたものが15件あり、伝統工芸品を作る「わざ」は、積極的に保護と継承を図っていくべきである。そのためにも、愛知県無形文化財として登録し、積極的に保護していくべきである。
そこで、伝統的工芸品の技の県登録について、今後、県としてどのように取り組んでいくのか伺う。
A.本県としても、無形の工芸技術は、将来に継承していくべきものが多くあると認識しており、文化財登録を積極的に行っていきたいと考えている。
中でも、伝統的工芸品は、生産者が一定の地域に集まり、伝統的な技術・技法によって製造されており、その地域には、そうした技を保持し、継承されている方々がおられる。
今後とも、審議会の委員にご相談しながら、登録対象とする技の精査や、継承に向けた組織体制の調査を積極的に行い、登録を進めてまいりたいと考えている。