戦没者遺品のハンコが遺族に返還 | ますだ裕二「脚下照顧」オフィシャルブログ

戦没者遺品のハンコが遺族に返還

こんばんは。

ますだ裕二です。


今日は、#日本印章業協会 全国大会が開催され、来賓としてお招きいただきました。




印章技術大協議会入賞者表彰式では、素晴らしい伝統的な技術を目の当たりにしました。




入賞者の皆さま、本当におめでとうございます。


記念講演では、ジャングルや洞窟などに埋もれたままになっている、戦没者の遺骨や遺留品を探す取り組みをされている夫婦のお話しを聞かせていただきました。


戦禍の犠牲となった20万人以上の遺骨の多くは収骨されていて、国内の国立戦没者墓苑に納められているそうですが、ほとんど身元がわからないままだそうです。


大切な家族の帰りを待ち望んでいた遺族にとって、戦没者の遺留品は本人になり代わる貴重なものであり、そのなかでもハンコは、最も身元を判明させやすい重要な品になるそうです。





全日本印章業組合の協力のもと、北海道の遺族へハンコをお返しできた事案をお聞かせいただきました。

感動の実話には、思わず目頭が熱くなりました。

印鑑と人とのつながり、、
改めて、印鑑の歴史を考えさせられる機会となりました。


押印は、最大の意思表示であり、日本特有の文化でもあります。


これからも、次の世代にしっかりと引き継いでいただけるよう、私たちも必要性を訴えていきたいと思います。


#愛知県印章組合

#名古屋市中区

#ますだ裕二