一般質問で登壇させていただきました | ますだ裕二「脚下照顧」オフィシャルブログ

一般質問で登壇させていただきました

こんばんは。
ますだ裕二です。

本日は、一般質問2日目。

私からも、以下の3点について、一般質問をさせていただきました。

(通告内容)
愛知県と政令市である名古屋市との県市連携強化の必要性について

(1)高級ホテルの誘致について
(2)栄幹部交番の建替えについて
(3)交差点における交通安全対策の推進について




令和3年2月議会 ますだ県議一般質問
(高級ホテルの誘致について)

(ますだ裕二)
1 先日発表された事業認定に当たり、愛知県と名古屋市が共同で開催した評価員会では、専門家からどのような意見があったのかを伺う。

(政策企画局長答弁)
評価員会は、事業者の申請に係る認定審査において、定量的に測ることが難しい高級ホテルとして求められる品質やサービスなどを備えているか、専門家に御意見を伺うことを目的に設置している。

今回の評価員会では、各委員から、申請内容は、概ね高級ホテルにふさわしいサービスや仕様を備えた計画になっているとの意見をいただいた。

例えば、バンケットルームは、木の風合いが溢れ、重厚で上質な雰囲気が感じられる上、高性能な設備が設置される計画となっており、評価できるとの意見があった。

また、コンシェルジュデスクについては、多言語に対応できる経験豊富なスタッフの配置に加え、VIP専用のサービスも提供するなど、高級ホテルに求められるサービス内容になっていると高く評価する意見をいただいた。

一方で、新しいホテルとして、ハイレベルな国際会議の会場となるためには、実績のある人材を活用することや関係団体による研修への参加など、ノウハウの習得や蓄積が重要であるとの意見もあった。

これら、いただいた意見は全て事業者へ伝達しており、高級ホテルとしての品質向上やサービスの充実につながるものと考えている。
(ますだ裕二)
2 愛知県と名古屋市では、このような高級ホテル誘致を円滑に進めるため、どのように連携して進められてきたのかを伺う。

(政策企画局長答弁)
本県と名古屋市は、高級ホテルは、当地域が国際的にさらに発展していく上において、必要な都市機能の一つであるとの共通認識のもと、2018年から2019年にかけて、県市共同でホテル事業者へのヒアリングや他地域の事例調査を行った。

この調査の結果を踏まえ、今年度、県市が同じ要件で、同額の補助を行う制度を創設したところである。

その運用においても、県市共同で専門家による評価員会を開催して事業を認定するなど、本県と名古屋市は、常に連携して取り組んでいる。

また、補助制度を紹介するパンフレットを作成してのPRや、事業者からの相談対応など、当地域への高級ホテルの立地をさらに促進する取組も県市共同で行っているところである。

(ますだ裕二)
3 愛知県として、名古屋市と歩調を合わせ、補助対象となったホテルにおいて、高級ホテルにふさわしい質の高いサービスが継続的に提供されることをどのように確保していかれるのかを伺う。

(政策企画局長答弁)
補助対象としたホテルが、質の高いサービスを提供し、利用客から常に高い評価を受けて営業を継続していく必要があることは、ご指摘のとおりであり、県としても強く望んでいるところである。

この補助制度では、最大10億円の補助金について、ホテルの開業後に交付決定を行い、10年間に分割して交付することとしている。

各年度における補助金の交付に当たっては、事業計画に記載されたサービス等が着実に実施されていることを県市が共同して確認することで、高級ホテルにふさわしい質の高いサービスが継続されるものと考えている。

(ますだ裕二)
4 栄幹部交番の建替えについて

栄幹部交番建替えについて、まちづくりと文化財保護という観点から具体的にどのように進められていくのかお聞きいたします。

(警察本部長答弁要旨)

栄幹部交番の具体的な建替えの進め方についてお答えします。

県警察が施工する施設につきましては、「建築基準法」や、愛知県「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」を始めとする関係法令等に適したものとすることはもちろん、関係市町村等と連携し、利便性が高く、周囲の景観と調和した建物となるよう配意しております。

栄幹部交番の建替えにおきましても、名古屋市等と連携し、交番が本来担うべき目的や機能を満たした規模や設備としたうえで周囲の街並みに調和したデザインとなるよう進めてまいります。

また、隣接する朝日神社とは文化財保護の観点から、協議を進め、細心の注意を払って建替え工事を進めてまいります。


(ますだ裕二)
5 交差点における交通安全対策の推進について

まずは、交差点のコンパクト化によりどのような交通事故抑止効果が得られるのか。

次に、交差点における道路管理者と連携した交通安全対策についてどのように進めていくのか伺う。

(警察本部長答弁要旨)

次に、交差点における交通安全対策の推進についてのご質問にお答えいたします。

交差点のコンパクト化とは、道路管理者による交差点形状の変更や、警察による横断歩道や停止線の交差点内側への移設により、交差点の大きさを小さくするものであります。

その効果としては、右左折車両の速度低減や横断距離の短縮等による交差点の安全性の向上が期待されます。

また、警察では、交差点の交通量や形状、交通事故の発生状況など、個別の交差点の特性を総合的に勘案した上で、必要な交通規制の実施や歩車分離式信号の整備等のほか、道路管理者が実施する交差点改良においても交通安全上の観点から助言を行うなど、道路管理者と連携しながら交通安全対策を推進しております。

今後も引き続き道路管理者と連携し、交通事故防止に資する、より効果的な交通安全対策を講じてまいります。