空手武道通信 第4号・編集後記 | 増田 章の「身体で考える」〜身体を拓き 心を高める

近況報告

書き留めたいことは山ほどあるのだが、空手武道通信とデジタル教本の作成に毎日、ほとんどの時間を取られる。食事などほとんどまともにしていない(サプリメントを取っている)。私が重要に考えているのは、睡眠時間だけだ。若いときも、今以上に一生懸命に生きていたが、睡眠時間を削ったために、交通事故が数回、肝臓疾患(軽いもの)を1回経験している。実は交通事故の方は深刻である。あとわずか条件が異なれば、大変なことになっていたに違いない。

私は、その時の経験から、自己管理において、もっとも気をつけなければならないのは、睡眠不足だと直感している。エビデンスは確保していないが…。

 

さて、忙しいと言いながら、面白いと思うことが、毎日、山ほどある。できるなら、書き記して、再考したい。盆休みは、デジタル教本の作成の合間に黒澤映画の研究をしていた(私はマニアというほどではないが、映画が大好きだ)。特に以前から信奉している、黒澤組の脚本家である、橋本忍先生の本を読んで感銘を受けた。映画の世界は大変だとは思うが、とても魅力的だ。また、脳科学とAIの本を数冊読み、自分の上達理論に希望を持っている。今回は、近況報告と空手武道通信の編集後記を、とりあえず掲載しておきたい。

 

空手武道通信第4号・編集後記

 

空手武道通信第3号から今回の第4号まで、2週間が経った。その間、何かアポイントがあると、致命的に忙しくなる。なぜ空手武道通信など、今やるのだと思う人がいるに思うのが普通だ。しかし、これは私の生命線なのだ。とにかく私は、空手に関して完璧主義で、理想家である。それゆえに生活が空回りし、記憶を始め、多くのものがなくなっていく。最後は本当に一人ぼっちで野垂れ死かもしれない。それでも、まだ希望があるのは、私に協力してくれる道場生がいるからだろう。本当にありがたい。同時に謝りたい。そう言っているそばから、さらに私は、途轍もない妄想を抱いている。その妄想を例えるならば、資金もスタッフもいないのに、映画を作ろうとしているのだ。

 

テーマ、ストリー、キャラクラー、クライマックスを兼ね備えた、良い脚本が必要だ。また監督、カメラマン、美術、照明、音声、編集マン、スタイリスト、ディレクター、助監督??あとはよく知らないが、映画作りにはとても多くの人が協働しているようだ。そして忘れていけないのが、良い役者達。資金は10億、20億?「馬鹿たれ」「そんな資金がどこにある」

 

映画のようなクリエィションには、多くの人と資金が必要だ。今の私には、残念ながら人も資金もない。でも、大作でなくて良い、短編でも良いから、良い映画を作ってやると思っている。まずは脚本だ。そして、才能はないが、自分が役者をやるしかない。監督も自分。そしていつかは大きな…。

 

空手武道通信の編集に疲れて、ついに増田は狂ったと思って結構だ。フェイスブックもアメーバブログもいつ辞めるかわからない。ただ、それでも空手武道通信及びデジタル教本は作り続けたい。空手武道通信を定期購読会員の皆さん、増田は頑張りますからね。

▶︎空手武道通信第4号