昨日夜は、昼に引き続き常軌を逸した店を体験。
サン浜名
は、我が家から徒歩10分。
首都高5号線高架下の1番池袋寄り、別の言い方をすると元祖大勝軒の並びにある。
ここの個性は店の雰囲気、メニュー、そして意味不明の店名がスバ抜けて際立っている。
外観はまず、ここが実は評判のお店であるという予備知識がないと、入店する客は皆無だろう。
妻に「近所で美味しいお店みつけたから今日は外食しようぜ。」と声をかけて、ノリノリの妻をサン浜名の前に立たせた時、史上最高の落胆を見ることになるだろう。
申し訳ないがそれだけ、薄汚く、昭和の香りがただよう。
店前に出ている看板を見ても、この店先のジャンルが全く理解できない。
中華あり、洋食あり、和食あり、うなぎ?あり…。閉口します。
バブル以前どこにでもあった、かつてのドライブイン同等の無節操ぶりだ。
1Fから店のある2Fまではさながら喫茶店のようなアプローチ。ここまで、演出されてしまうとある意味怖いもの見たさ的好奇心がくすぐられる。
中は完全に昭和の喫茶店。
メニューもなかなか全容が把握しきれないくらい雑多で豊富。
焼きそば、ラーメン、トンカツ、チキンソテー、、、
マスターの雰囲気からすると、1番苦手そうな洋食のチキンソテーをあえてオーダーした。
そう、マスター東池袋に店を構えておきながら、大の虎吉なのだ。
ただ、接客は丁寧だし、手際がメチャメチャいい。
で、出てきたのがこちら
ある意味多国籍。メインのチキンソテーは紛れもなく洋食なのだが、のりに中華スープと和・中もコラボレート。
そして、何よりも驚いたのは、なかなか美味しい。後からメニューに書いてあるのを発見したのだが、チキンソテーは、いくつかあるオススメメニューの1つだった。
今回学んだことは、「モノは試しに」と「店は見かけによらない」。
ただ、今回の地震でアジア人アルバイトが帰国してしまった為、1人で大変そうだった。