未曾有の災害だ。
金曜日の東京も揺れはすごかった。
結局両国から護国寺まで1時間30分歩いて帰った。
娘を保育園に預けていたし、妻が平塚で立ち往生していたので、何が何でも迎えに行かないと行けなかった。
因みに平塚はホテルもあっという間に満室。タクシーは「東京」というと乗車拒否という状態だったらしい。
蔵前橋通りも春日通りもものすごい人出。歩いて帰れる人は皆歩いている感じだった。
バス停と電話BOXはこれまたすごい行列。
携帯に頼っている都市基盤の脆さを感じた。
妻を何とか茅ヶ崎の従姉弟宅に収容し、我が家は何とか落ち着いた。
今回の地震で大きく感じたのは、従来の通信手段は全く役に立たなかったこと。
この時、連絡手段として全く滞ることなく機能したのは
・WEBメール
・フェイスブック
・ツイッター
特にフェイスブック、ツイッターからは、沢山の情報を刻一刻と入手することが出来
大変助かった。
ツイッターは巷で言われているように玉石混交だが、こういう時は大変ありがたい。
そしてフェイスブック。これは私の「友達」のみなさんが優秀なので余計だが、
ツイッターで拡散している情報の中でより質の高いものや自らのソースでかなり
質の高い情報を提供いただいた。
こう考えるとリテラシーによる情報格差は重要局面になればなるほど次の手を左右する。
是非多くの人に使ってもらいたい。
我が家も、まずは妻にソーシャルメディアを使わせることにする。
フェイスブック上の友人とは地震発生直後から何不自由なく連絡がとれたが、携帯メールしか
手段の無かった妻とは5時間連絡がとれなかった。
しかしながら、東北３県は何も解決していない。
個人が東京で出来ることを考えて少しでも復興を応援しようと思う。