感情が湧く元には、必ず「価値観」があります。 | 希望の宇宙(そら)

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こんばんは。

IRMエキスパートガイドの数澤健司です。

 

今回は「感情が湧く元には、必ず個人固有の価値観があること」

 

について、私の体験をもとに書かせていただきたいと思います。

 

 

今回ご紹介させていただくのは、

私にとっては、人生で2度目の感情学修で、

 

しつこかった「怒り」の感情の浄化や、

 

(今思うと当たり前のことなのですが)

ありがたい気づきにもつながった内容です。

 

 

先にお伝えしてしまいましたが、感情は「怒り」

 

よく覚えていませんが、多分一ヶ月半ぐらい、

その感情を引きずっていたのではないかと思います。

(我ながら、しつこい・・・)

 

 

その感情学修では、血の繋がりのある人との、ある出来事に対して、

 

強い怒りを抱えていることがあって、取り組みました。

 

「なぜその感情が湧いたのか?」を掘り下げて行くと、

 

(直接そのことに対しての感情ではなかったのですが、)

 

身近な存在の人が「定職に就かずにいること」に対して

ネガティブな感情を抱いているということが分かりました。

 

もし、赤の他人であれば許せるようなことでも、

「ある特定の関係性では、許せないこと」

というものがあるのではないかなと思います。

 

良くも悪くも、それが「感情」というもののようです。

 

 

また、別の観点からのお話になりますけれども、

 

今では「派遣社員」という言葉が一般的に定着していますし、

 

昨今では大きな企業でも、経営が不安定になるというニュースもあって、

 

「大きな企業に就職=安定」という図式も絶対とは言えず、

 

特に若い世代の方々には、その考えを持つ方が多いそうですが、

 

約4年前の私にとって、それはどうしても「許せないこと」だったんですね。

 

 

ここまでは、よくある話と言いますか、

今だからこそ簡単に、自分で振り返ることができるのですが、

 

IRMの「感情学修」のすごいところは、

自分では無意識の価値観(無意識に抑え込んでいる価値観?)に、

「自分で」気づくことができるところなんです。

 

感情の湧いた理由を「感情学修シート」に沿って掘り下げていった先に、

 

「嫌な仕事でも、我慢してやらなければならない」

といった感じの価値観を見つけることができました。

 

 

どんなお仕事をされていても、

「たいへんなこと・嫌だと思うこと」

というのはあるかもしれませんが、

 

(当時の)私の場合は、その仕事自体が

「嫌な仕事」だということに気づきました。

 

ですから、(その当時の私の視点で)楽しそうに仕事をしている人に対して

 

(まるで八つ当たりをするかのように)よからぬ感情を抱いてしまったり、

 

その「嫌な仕事」を、自分が「やってあげている」という感じの、

何とも傲慢な姿勢にも気づくことができました。

 

 

このことに関しては、

一口には説明し切れないところがあって恐縮なのですが、

 

「自分で思う、自分の理想像と現実のギャップ」とでも言いますか、

 

「自分でこだわっていることに、自分で勝手に苦しんでいる」

という構図があったようなんです。

 

 

その時の感情学修の入り口は、身近な存在の人に対する「怒り」の感情でした。

 

でも、そのことを紐解いて行ったら、

出来事とはあまり関係のないような「価値観」が見つかって、

 

今度はその価値観を検証していったら、

 

問題は「他人」ではなく「自分」の中にあるということが実感できたんですね。

 

私の持っていた価値観や、雇用形態に対する考え方が

良くなかったとか、間違っていたという意味ではなく、

 

もし、そのことで自分の感情が苦しかったり、

自分のやりたいことにブレーキをかけていたりするのであれば

 

その価値観を「一旦しまって置こう」ですとか

「手放してしまおう」というのが、

 

感情学修の取り組みによる、効果の1つです。

 

 

それで、この感情学修によって、

 

どのように現実が変わったのか?

その後、どのように変わってきたのか?ということをお伝えすると、

 

大きなことで、2つの効果があったのではないかと思っています。

 

 

まず1つ目は、身近な存在の人が

「企業等に正社員として勤めていないこと」に関して、

 

そのことだけを純粋に抜き取ってみれば、

以前のようにネガティブな感情が湧くことがなくなりました。

 

そこにも関連していることで、まだ何か思うことはありますが、

 

それも自分の中の価値観や、自分ができていないことに

何かしら反応しているのではないかと思っています。

 

(今は特に感情が湧かないので、

感情学修の必要もないのだと思います。)

 

 

それと、もう一つの効果ですが、

当時よりも、自分のやっている仕事が好きになりました。

 

こちらには、他の色々な事情も絡んでいて、

 

例えばですが、それまでは存在を知りもしなかった職業について、

実際にされている方のお話をお聞きする機会が増えたり、

 

また逆に、違う職業の方にとっては、

自分の職業も「数ある職業の中の1つ」として

 

(時には興味を持って)認識してもらえることが実感できたりなど。

 

単純に、その「感情学修の効果」とは言い切れない部分はあるのですが、

きっかけとなったことは確かなように思っています。

 

 

今の私が、もし当時の自分に声を掛けてあげることができるとしたら

 

「嫌々やっていたら、何をしていても(心の中では)楽しくないよね」

といった感じなのですが、

 

多分、当時の私は、

その言葉に激高してしまうのではないか?と思います。

 

 

気づいてしまえば何でもないことでも、

自分ではなかなか気づくことができなかったり、

 

人から言われたのでは本当に気づくことができないのが、

無意識の部分で握っている「価値観」になります。

 

当時、私のことをよく見てくださっている周囲の人には、

もしかしたら見えていたのかもしれませんね・・・

 

 

今回書かせていただいた仕事のことをはじめとして、

今の自分の置かれている環境というのは、

 

紛れもなく、自分で選択し続けてきた結果であって、

その選択には必ず、「無意識の価値観」というのが関わっているようです。

 

繰り返しになりますが、

価値観には正誤や善悪があるわけではなく、

 

あるとすれば、その時代、場所、状況もそうですし、

その人にとって「合う、合わない」ということに尽きるのかなと思います。

 

 

ネガティブな感情を入り口にして、

個人固有の価値観を特定し、感情の浄化や気づきへとつながり、

 

その先に、体験の意味を読み解くための具体的な手法がIRMの「感情学修」になります。

 

「感情学修」は、どなたにも取り組むことができる手法で、

特に「合う」人にとっては、たいへん素晴らしい効果があるのではないかと思います。

 

 

最後に、次回の予告ならぬ

「自戒」の言葉で終わりたいと思いますが、

 

甘いものを食べるといった

文字通り入り口の甘い、対処的なやり方もありますが、

 

根本的な課題の解消に向けて、

しっかりと自分の感情に向き合っていきたいと思います。

 

 

ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

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