皆様こんにちは。江戸川区議会議員のます秀行です。


 12月9日、みんなの党の江田憲司前幹事長が離党し、これに共鳴した13人の国会議員も離党、みんなの党は実質的に分裂しました。その後、後を追うようにして地方議員の離党も相次いでいます。

 

 私のもとへも「あなたはどうするのか?」という質問が寄せられてきますので、この場を借りてお答えします。


今回の件による離党はありません。



 率直な感想として残念でなりません。これで日本の改革はいったい何年逆戻りしたのだろうと思います。国民不在の政局を行うような政党ではなかったはずです。


 また、区民の皆様に対して、今回の騒動を地域の区議会議員としてお詫びせねばなりません。

この数日間で、多くのご意見を頂戴しましたがほとんどのものが、秘密保護法案の対応についての批判的なものでした。

 ご指摘の通り、党の動きには確かに一貫性はなかった部分もあると思います。保護法案はもともとアジェンダに入っていた事や、内閣不信任案に賛成した事など、事実として訴えねばならない事はありますが、国民から見てブレたと受け取れるような動きには、お詫びと説明が必要です。


 党を離れていく方々に対して、それぞれの考えがあるので批判をするつもりはありませんが、そもそもみんなの党は政策政党です。今回の分裂も政策路線に違いが生じて起きたものではなく、党内運営を巡る理由とされています。同じ政策を掲げて違う政党を作る事の正当性を、有権者に対して説明できるのでしょうか。


 今回の件を受け、私も改めて『政党とは何か』を考える機会を得ました。政党は『人』ではなく『政策』であるべきです。従って、政党が政策や党としての精神を見誤ったときこそ批判的な対応もやむを得ないところです。そして、そういう時こそ行動を起こすべきですが、党内の人間関係に端を発している今回の件は、それに当てはまらないものと考えます。


 今後は、区民の皆様からしっかりとご意見を頂戴する事、頂いたご意見を党運営に反映させる事、与えられた区議会議員としての職責を全うする事、この3点に絞り活動を続けて参ります。