昨年（平成23年第3回定例会）制定され、今年の元旦から施行されている江戸川区の“ポイ捨て条例” についてご報告します。
区民への認知と浸透を目的に、本条例の周知活動として、今月の10日・11日に全区議会議員がそれぞれの地域の駅に立ち、チラシ配布やマイクを使った周知活動を行いました。
また、現在私が委員を務める生活振興環境委員会では、タバコのポイ捨てに関する陳情（陳情第36号37号
）について審査が行われています。
陳情の内容は、36号では①条例の制定②制定後の監視体制の構築、37号では①エリア設定のある条例制定②罰則規定（5,000円相当）を盛り込む事、とされています。
しかし、すでに昨年の第三回定例会で条例が制定されている事から、36号37号共に主旨としては満たされていると解釈できます。加えて条例の抑止効果を高めるために、36号では監視体制の構築と、37号では罰則規定を設けることとされているわけです。
次回、2月7日の委員会で意見開陳されるとの事ですが、この結果によっては条例の一部改正など今後の動きに変化が期待できるかも知れません。
私は、本条例の制定には大賛成でした。しかし、抑止効果を働かせるための罰則規定について検討の余地があると考えています。また、喫煙スペースの設置についても同様です。二つとも条例の効果を引き出すために有効だと考えていますが、いずれにしてもまだまだ施行されたばかりの条例ですので、今はまだ効果を見極める段階です。