「もっと引き上げて踊って」
「引き上げが足りない!」とよく注意される。
ではどうしたらいいと思いますか?と尋ねると
「体幹を強くする」「肋骨を開かない」という答えが大半です。
引き上げとは一体何なんでしょうか?
引き上げるというのは背骨のS字カーブをキープしつつ出来る限り引き伸びあって、曲線的でしなやかなラインを作って踊ること。
人間の本来持っている背骨の形状はのこしつつ(でっ尻やタックはしない)、背骨のブロックを一つ一つ空間を作るように長く引き伸ばして踊ることです。
そのため背骨の周りの筋肉はもちろんのこと、その筋肉が働きやすくするためにも体幹が必要になるのです。
また体幹が正しく働くためには肋骨が開きすぎていないことが大切になります。
やっぱり体幹なんだ。と理解し、体幹トレーニングを行なっている方が多くいらっしゃいますが、
最近よく起こっているエラーは体幹トレーニングで逆に体を固めて背骨のS字カーブを無くしてしまっているパターン。
歩く、走る、座る、ジャンプするなど基本動作に背骨のS字カーブは必須です。
そのS字カーブを無くしてしまうと、腰痛や膝痛、足首のねじれ、足底腱膜炎など怪我に繋がってしまいます。
何が引き上げなのか、どうしたら引き上げられるのか。
自分は何が間違っているのか、どんなトレーニングが必要なのか。
人それぞれ体の形も違えば、理解度も異なります。
まずはご自身の体を知り、どうやっていけばいいのか自分で行えるトレーニング方法を身につけていきましょう!
個々の体に合わせたトレーニングが行えるよう、スタジオカラーズ では様々なトレーニングツールを使ったプライベートレッスンを行なっております。
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