先週はYAGP日本予選が開催され、
多くの小さなバレリーナたちが関西に集合していました。
会場周辺ではキュッと頭をお団子にし、大きなバックを抱え、
笑顔でお友達とお話ししながら会場入りする方、
音楽を聴き、少し視線を落としながらスッと横を通り過ぎながら会場入りする方、
規模が大きいコンクールだからこそ、たくさんの想いが詰まったコンクールであることを再認識しました。
皆様はどんなお気持ちで出場・見学されましたでしょうか。
日本のコンクールはどんどん数が増え、形式や目的が多様化しています。
ヴァリエーションの審査だけでなく、バーレッスンの審査があったり、レオタードでヴァリエーションを審査するものがあったり、演技後直接審査員からマイクで指導が入ったり・・・
では皆様は何を目的にそのコンクールを選んでいるのでしょうか。
入賞するため?スカラシップを獲得するため?賞金を獲得するため?
ジャッジシートをもらうため?
その先には何があるのでしょうか?
留学したい?プロのダンサーになりたい?バレエ団に入りたい?
有名になりたい?受賞歴を増やしたい?
現在スタジオでプライベートレッスンをご受講いただいている方には、
目的を明確にもち、どんな自分になりたいのか、どうやったらそうなれるのか、今自分に何が必要なのか、
ただレッスンをこなすのではなく、自分の意思を持って行えるよう会話をしながらレッスンを行なっています。
レッスンを始めたころの方には「どこでもいいので留学したいなーと思っています」と漠然とした目的だった方も、
最近では「自分には〇〇が必要で、〇〇を改善していきたいです」など、自分をしっかりと見つめ自分のなりたい方向へ進むための目的と問題点を自分で探せるようになってきました。
これまでコンクールに向けた練習中で怪我をし思うような結果が出せず、このままではいけないと思いトレーニングにおこしいただく方が多くいらっしゃいます。気づいた時に変えること。大きな一歩となるでしょう!
また一つ声を大にして言いたいこととすれば、コンクールをもっと有効に使いましょう!
場数を踏むだけを目的として出場しても、それだけ同じヴァリエーションの練習ばかりをしているとカラダは悲鳴をあげます。
きちんと出場するコンクールを選び、目的を持って出場しましょう!
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