パフォーマーが集うニューヨーク。
朝から晩まで多くの人が行き来し、時間の流れるスピードが早く感じる街でした。
今回はピラティスの本場ということで、ピラティス創設者のスタジオでのセッションや、
ダンサーのコンディショニングを行うトレーナーに研修していただきました!
ダンサーに必要なこと、ダンサーが欠けていることを熟知しているトレーナーたちのセッションは、
体どんどん軽くなり、終わった時には
バランスの安定感、重心の引き上がり感、股関節、肩関節の詰まりのなさを感じ、
ピラティスの可能性を再認識することかできました。
ピラティスとダンスの歴史は深く、ピラティスが流行って行ったのもダンサーが取り入れていったからと言われています。
ニューヨークのように、毎日ショーがあり、体を酷使するダンサーたちには、ピラティスでのケアとトレーニングが必要だったことを深く感じました。
ジョージ・バランシンもピラティスを行なっていた一人と言われています。
今回はそのNYCBでバランシンの作品も観てきました。
またNYCBの専属PHYSICAL THERAPIST のMarika Molnorに案内していただき、バックステージを見せていただきました!
Marikaは「パラセッター」、「Minis」、「タイフォー」の開発に携わった一人でもあります。
NYCBではそれらのツールを取り入れたトレーニングやコンディショニングを行なっています。
舞台が続くダンサーたちの自律神経を整えるツールとして パラセッター を。
多くの怪我の要因にもなり、怪我をしやすい部分でもある足の強化に Minis を。
手足にバンジーをつけ、引っ張り合う抵抗力を使って手足やセンターの強化とバランスの強化に タイフォー を。
常にダンサーたちに必要とされ、親身になって話を聞きアドバイスをする姿を間近で拝見でき、それらのツールの生かし方も改めて感じました。
Marikaの話の中に、
トレーニングはゆっくりと行なっていくこと。
焦ってトレーニングを行わず、自分の身体と対話しながら、少しずつ変わっていく自分の体の変化を受け入れていくこと。
今回は日本人ダンサーたちの悩みどころでもあるターンアウトについて、直接指導もしていただきました。
今回の学びを活かして、一人でも多くの方にに怪我なく楽しく踊れるよう、お手伝いしていきます!
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