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Remarks

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「Necromantaeon」 2011
ドイツのデスメタルバンド Purgatory の6thアルバム。
スラッシーで脳髄を粉砕するゴリゴリゴリ押しギター&制圧砲撃ブラスティングが炸裂するパワーオブパワースタイルのデスメタルです。ヴォーカルがカッコイイ!ディープなグロウルも貫禄たっぷりですが、時折出すウィスパーみたいな声が地獄の軍団を率いる魔王の如き威圧感があってシビレるぜ。楽曲の密度も相当高く、重々しさと爆発的なブルータリティの両方を兼ね備えている。それはまるで怒り狂ったスカイドンが全力でダッシュしているかのよう。一方でギターのフレーズにはどことなく湿り気もあるのがヨーロピアン。戦車レベルの安定感を持つヤカマシ音楽。難聴必至です。けけけ

「Where Darkness Reigns」

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「吊り下げの恋」 2010
日本のヴィジュアル系ロックバンド NightingeiL のEP。
V系からは随分御無沙汰だったが、このバンドには元 With Sexy のカイエ氏が在籍しており、懐かしさと結構曲が良かったので買ってみた。ダークな雰囲気とポップ性の同居したサウンドを形成しており、メタル由来の激しさを含みながらも、元La'Muleのヴォーカルが歌うどことなく和の情緒を持つ歌メロを擁した楽曲は聴き易く、キャッチーだが切ない疾走曲①、メロディアスかつアグレッシブなサビを持つタイトルナンバー③、退廃的なヴァースから悲壮感溢れるサビへと転ずるドラマチックな④とツブが揃っている。女性ファン向け(たぶん)のハアハアな②は私にはちょいと恥ずかしいが。ギターの端々に現れる90'sV系っぽさに萌え。しかしまぁ、見かけ倒しと言われたV系の時代はとうに過ぎたのだなぁ。

「アリガトウ」

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「Taboo Tales」 2011
チェコのデスグラインド野郎共 Spasm の3rdアルバム。
強烈ブタッ鼻piggyヴォーカルが鼻汁断末魔を撒き散らす阿鼻叫喚の大量殺処分地獄絵図。CBTの影響下にあるズンタカ節とブルデス由来の暴力的なリフを合体させて、中欧過激音楽の骨太感、威圧感にてコーティングを施したチョコケーキ的クドさのサウンド。実際の曲の激しさ以上に騒々しく聴こえる。演奏、音質、楽曲共にしっかりしているのでデスメタラー向きの音かな。ヴォーカルの下品さ加減はどう聴いてもゴア方面だが。

「Cheiromania (Masturbation - No Pain, No Gain)」

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「Aquis Submersus」 1999
オーストリアのメロディックデスブラックバンド Thirdmoon の2ndアルバム。
99年と聞いて古いな~と思ってしまうのは私が年を取ったからなのか。あの当時は80年代でもつい最近って思ってたんですが今はもう大昔って感じです。それはさておき、現在までに5枚のフルアルバムを発表しており、着実にキャリアを伸ばして行っているご様子。今まで知らなかったのが損だなぁ。良い曲作ってまっせ。基本はメロデス的センスで着実にリフを刻んでいくビルディングタイプな音像なんですが、ここぞと言う場面での堕としっぷりが良い。期待通りに被せてくる哀愁たっぷりのツインギターが殊更に情感を煽りまくる。随所で顔を出すアコギがまた良い仕事してんだな。ブラックメタル的な毒気が薄い、インスト曲が多くややヴォリューム不足などの文句はあるが、メロディの出来の良さで全部帳消しだ。他の作品も聴いてみたい。

「Scargod」

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「In Memory Of」 2010
ドイツのメロディックデスメタルバンド Inflammare の1stアルバム。
なんと結成は1994年である。17年間も地道に活動してきた根気は褒めたいが、これがその集大成なのかと思うと悪いが苦笑してしまう。簡潔に述べるなら90年代メロデスの真空パック。クサさ全開のツインリードに乗せてDie!Die!Die!と喚いたり、時代錯誤なビンテージメタルライクのギターソロを恥ずかし気もなく引っ掻き鳴らしたり、萎びた懐メロ発表会も大概にして頂きたい。メロディは自己満気味でパンチ不足、展開もイマイチ盛り上がりに欠く。一体どこのレーベルがこんな化石をデビューさせたのかと思ったらセルフリリースでした。お疲れ様です。ケチョンケチョンにしてやってますが、私は好きですよ。才能無い、技術も無い、だが熱意だけはある。そんな野郎共のソウルフルな一品。

「Shadowlands」