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Remarks

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「Miasmal」 2011
スウェーデンのデスメタルバンド Miasmal の1stアルバム。
ジャケットそのままの暗黒テイストが撒き散らされるスウェディッシュデス。疾走疾走また疾走、とにかく走りまくる単純明快なサウンドに揺ぎ無い男気を見た。荒削りだが勢いがあり、趣味丸出しのギターソロもノリノリでカッコイイ。単調だ、つまらんなどと言う御託を並べるなど最早何の意味も成しません。そう、これはスウェディッシュデスを愛する野郎共のスピリットに他ならない。伝統の継承なのだ。マニアの心のみに刺さるシケシケB級サウンドに乾杯。

「Death Mask」

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「Kingdoms」 2011
オーストラリアのメロデスバンド Red Descending の2ndアルバム。
1stの時点で既に安っぽさのカケラも無い重厚なシンフォニックアレンジを施したサウンドスタイルを確立し、希代のメロデスバンドとして注目を集めた彼らだが、今作ではその世界観にさらに磨きをかけてより壮大な音へと進化を遂げている。それ程キャッチーで扇情的なメロディがあるわけでは無く、決して一撃必殺な作品では無いのだが、着実に積み重ねられた各々のパートが一体となって生み出される厚い音の波にはメンバーの確固たる自信が表れており、聴き手を引き込み魅了する。殊更にシンフォニックさをアピールするのでは無く、あくまで必要性をもってアレンジに組み込む事で品と高級感を持たせているところも素晴らしい。勿論、盛り上げるべき場所ではクワイアなども用いてドラマチックに楽曲を彩り、しっかりと盛り上げている。見事な作品。ぜひ一度聴いてみて欲しい。

「Burned To Death」

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「A Dream's Funeral」 2007
ドイツのメロディックデスブラックメタルバンド Black Horizons の2ndアルバム。
Dissectionの1stの一曲目と同じ名をバンド名に冠している事からも、メンバーがリスペクトしている事は間違い無かろう。90年代の臭い濃厚なコールドスタイルのデスブラックである。本家にはまだまだ及ばないものの、ツインギターがしっかりとリフを弾き、激しくスピーディに、しかし物悲しい叙情を湛えながら突き進む楽曲には、Dissectionをはじめとした北欧ブラックに対する愛が込められている。中でも③は劇的なトレモロギターとけたたましい高速ブラスティングが炸裂し、本家に肉薄する勢いの殺気を感じ取る事が出来るなかなかの名曲だ。⑧などはもうお馴染み過ぎるリフにニヤリ。それにしても、メロデスやブラックをはじめ、近年のドイツのバンドによる「90年代北欧スタイル」の再現率には目を見張るモノがある。今、90'sフリークにとってドイツはアツイ!

「Dying Time」

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「Varar」 2009
ドイツのヴァイキングブラックメタルバンド Obscurity の4thアルバム。
ぐはぁッ!こいつはヤラレタ!スタイルとしてはMithotynなどの流れを汲む伝統的なヴァイキングメタルの質感とオールドメロデスとを掛け合わせたサウンドでよくあるパターンなのだが、ツインギターが奏でる哀愁漂いまくりの“激”トレモロリフが兎に角すんばらしい!Mithotyn、Amon Amarthなどの刻みギターマニアや、The MoaningとかGates of Ishtarと言った90'sメロデス好事家にとっては涙モノのフレーズがこれでもかとばかりに詰め込まれている。曲の展開にしても、ミドルテンポを基本として、適度に転調や疾走、ブラストを取り入れたるみなく聴かせてくれるが、やはり何と言ってもこのメロディの良さこそが最大の魅力なのは間違い無い。扇情度120%の大悶絶盤。傑作。

「Nach Asgard Wir Reiten」

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「Euphoreon」 2011
ニュージーランドのメロデスバンド Euphoreon の1stアルバム。
ジャケの雰囲気からしてケルトっぽい感じなのかなと思ったら結構ノーマルなメロデスでした。オーソドックスだがツボを押さえたツインギターのリフ構築、適度に激しく、流麗でスリリングな展開、地味だが要所要所で印象を残すキーボード、普通声も使われているが、聴けやとばかりにやたら自己主張しまくる遣り方ではなく、あくまで曲の構成に波を持たせる効果としての使用に留めている。と、ここまでなら全く話題にならない作品に陥っていたであろうが、後半⑦と⑧がクサさと胸を刺す切ない叙情メロが秀逸ななかなかの名曲に仕上がっており、この2曲のために入手しても損は無いだろう。メロデス好きはゲットすべし。

「Road to Redemption」