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Remarks


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「Apocalyptic」 2010

スウェーデンのデスメタル/メロデスバンド Evocation の3作目。

前作ではまだデスメタル寄りの曲が多くみられメロディ面も抑え気味だったが、ここにきて本格的にメロデスの道を歩み始めた様だ。取り敢えず1曲目のリフを聴いた瞬間にイエテボリメロデスのファンはガッツポーズだろう。最早躊躇いが無い。その後も少し現代的なセンスを織り交ぜつつ王道まっしぐらの疾走メロデスサウンドが展開される。ツインリードする時のギターの心地良いこと!コレです!このヴィーンな音!よくわかってらっしゃる。まあね、古いと言う人にはどーでも良い音だろうけど再現度高いですよ。

叙情度、適度な激しさ、プロダクションとどれもハイレベルなとってもすごくすんばらしいアルバム。聴け。すぐに聴け。あの音が待っている。

お気に入りは1曲目「Sweet Obsession」、3曲目「Infamy」、4曲目「Parasites」、7曲目「Murder in Passion」



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「It Is Just A Real One」 2010

チェコのゴアグラインドバンド Spineless Fuckers の2ndアルバム。

なかなかインパクトのある作品である。ヤケクソ感丸出しで暴走しまくる楽曲に、どう言うわけか場違いも甚だしいヴァイオリンの音色やブラスアレンジが加わるんですな。も、もしかして優雅かもと思ってしまった私はバカです(死そしてこれがミスマッチな様で実は暴虐性を引き立てる上で一役買っているわけですな。思い付いたメンバーは頭良いか超アホかのどっちかでしょう。ギターとヴァイオリンが高速でユニゾンする様など極めてシュールです。アイディア先行ではなく曲自体も良いのでオススメ。固定観念をブチ壊せ。

谷山浩子と言う歌手を御存知だろうか。ネットをよくやる方なら「まっくら森の歌」と言う曲でピンと来るかもしれない。かく言う私もその曲からこの人の名を知ったわけだが、件の曲以外にも非常に魅力的な曲を作っており、最近にわかにアルバムを集め始めている。
70年代にデビューして以来30枚を超えるアルバムを発表しており、しかも現在もコンスタントに作品を出していると言うのだから、いやはやその創作意欲には頭が下がる思いである。ちなみに、一般的にはマイナーな歌手であるが、私の母親は以外にも存在を知っていた。ただ「ああ、昔から変な歌ばっかり歌っている人ね。」なんて言われてしまったが…orz
まあ確かにこの人の曲は間違ってもメジャーに出る様なものでは無い。分かる人には分かるけど万人向けでは無い、そう言う類の曲であり、そうなると他人に全く理解されない音楽ばかり聴いてきた私の琴線触れたのも必然なのかな~と思ったり。そんなコトはどうでも良いが、(あと前置きが長くなったが)今回はこの谷山浩子と言う方の曲をいくつか紹介しよう。


「まっくら森の歌」
正直この曲を単なるトラウマソングとして話題にするのはどうかと思う。
リアルタイムか再放送かは定かでは無いが、私も多分この曲を聴いたことがあったのだろう。映像と共になんだかとても懐かしい気分になった。




「ガラスの巨人」
今のところ一番好きな曲。シングルとアルバム二つのヴァージョンがあるが、私は断然このシングルヴァージョンが好き。滅亡した世界を少年がガラスの巨人となって一人歩くと言う物悲しい曲。歌詞も好きだがとりわけ中盤の間奏が堪らない。80年代の曲にはとても聴こえない。この人の曲は時代に左右されぬ普遍的な魅力がある。




森へおいで」
「ぼく」は多分妖精か何かなのだろう。一聴するとメロディアスで聴き易いが、私は初めから「何か怖いな」と思った。どうやら録音時に歌詞を変えたらしく、本当の歌詞では少女を失うのを恐れた「ぼく」が少女を殺してしまう内容である。すげえ歌詞だなオイって私が言うのもね。Liveヴァージョンで本当の歌詞を聴く事が出来る。




「鳥籠姫」
ピアノアレンジのシンプルなナンバーだがひたすらに切ない。思わず泣きそうになってしまう(キモこう言う世界観を表現させるとこの人の右に出る者はいないだろう。



穀物の雨が降る」
結構プログレっぽいアレンジが印象的。歌詞はこれまた世界滅亡。何を隠喩しているのか想像してみよう。この曲と「ガラスの巨人」、「粉雪の日」(未聴)の三曲は本人が滅亡三部作と呼んでいるらしい。全然古くないです。



普段やかましいのばっかりのここでこの方を紹介するのもなんだかなという感じだが、いかがだっただろうか。この記事で少しでも谷山浩子氏に興味を持ったらぜひ聴いてみて欲しい。




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「Les Hivers De Notre Époque」 2008

カナダのブラックメタルバンド Forteresse の2ndアルバム。

キーボードの奥行きある響きを大きな特徴とした厳かで荒涼な質感のサウンド。ゆったりとしたテンポの上に悲壮的な叙情旋律が流れ、何らかの試練を負った人間がたった一人で果てしなく広大な荒野を進んでいる様な、そんな光景が脳裡に浮かびます。大抵の曲が長大で、かつ常に張り詰めた空気が満ちているので身を入れて聴き通すのはなかなかしんどい。メロディアスなのが救いか。ペイガンブラックなどを好む向きにもお勧めの味わい深いアルバム。

お気に入りは7曲目「Déluge Blanc」


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「Between The Worlds」 2003

ドイツのパワーメタル/メロスピバンド Seventh Avenue の4thアルバム。

「Terium」が個人的に奇跡の超悶絶作だったので他のアルバムもぜひ聴きたいと探していた。そしてこの作品も見事に私の琴線にクリーンヒットした。まあ結局のところこのバンドはほぼ Helloween のコピーに過ぎないのだが、B級バンドの強みとも言える、形振り構わず「やっちゃる感」がホントに熱い。「俺たちは疾走だけやりたいんだバーロー!!」と言わんばかりの疾走曲の多さ。バラードでメリハリを付けようなどと言う意思はハナから無いのだろう。でもそれで問題無い。何しろ曲が良い。クサさ炸裂のツインリードと熱い歌メロのオンパレード。ちょっと無駄に長かったり、いつまでたってもこなれない部分はあるのだが、その必死さにはある種の原初的なHeavy Metalの美学を見ることが出来る。

私の思い入れ補正が掛っている面もあるかもしれないが、この手の愛好家はぜひとも手にして頂きたい。

お気に入りは3曲目「Levy Your Soul From Hate」、6曲目「Open Your Mind」、9曲目「Wings Of Dawn」