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Remarks

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「Light My Fire」 2009
ロシアのポルノゴアグラインド野郎共 Duodildo Vibrator のアルバム。
ファニーなノリを引っ提げ厚みのある演奏で突進するタイプで、ガリッとしたギターとズンドコしたリズムが心地良い。ヴォーカルと言いリズム回しと言いCBTの影響がモロな感じ。だがそれだけには留まらなくて、さらっと往年のHR風味を出してみたりと結構小技が利いている。

1.「Strapon Radio - 69,9 Fm」
 サイケデリックな冒頭がインパクト大。結構リズムが凝っている。
2.「Exterminated By The Virulent Feces Of Coprosaurus」
 カエル声のヴォーカルが耳障り。リフはドコドコダンダッて感じです。
3.「Clit Minister」
 尻上がりのリフ。ミドル~中盤ブラスト~ミドル。
4.「Charlie And His Chocolate Factory (Explosive Diarrhea)」
 無駄に明るいギターに「あ?」ってなっているとすぐにゲロ声が聞こえてきて安堵。後半は押す。
5.「Bubbles On The Surface Of Cumswamp」
 ボッコンボコボコボコ
6.「Wet Taco Flavored Pussy (Mexican Food Fetish)」
 9秒間の暴力。
7.「Lesbian Cannibal Picnic」
 おおお、ドラムが見せますねぇ。金物使い萌え。
8.「Macaque-Rhesus Rectal Manipulator」
 ゆったりヘドバン出来ます。
9.「Coprofagous Dilettante」
 腐乱死体~ゲリ便のSEが嫌過ぎる。中盤のHRな展開に目が点。遣りたい放題ですな。
10.「Engineering The Rectum - Scanning The Anus Retina」
 曲名がアホ過ぎる。ここでもリズムが心地良い。
11.「Hugga Wugga '69」
 ハグワガーだってさ。もう書く事無いの。
12.「Smegma Clyster Intergalactic (2009: A Space Odyssey)」
 妙に切迫感があるのはバスドラのせいか。
13.「Busty Zombie Wound 」
 ヴォーカルの「オエオエ」コールで終始。
14.「Zebra Has A Striped Dick」
 疾走曲。展開?無いよ!!
15.「Panda Penis (CBT Cover)」
 CBTのカバーでシメ。

超テキトーな感想で申し訳無いが、この手の作品で1曲ごとにコメントすることなんて大して無いのよ…苦しい言い訳でお茶を濁すのは程々にして、CBT系のズンタカ節ゴアが好きなら聴いてみて良いんじゃないの

「Smegma Clyster Intergalactic (2009: A Space Odyssey)」
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「Manifest of Hate」 2001
スウェーデンのデスラッシュバンド The Forsaken の1stアルバム。
メロディックデスラッシュの好作と言う事で入手してみたが、タイトな疾走感に往年のメロデスを想起させる良質のツインリードが絡み、高い扇情度を持つアルバムに仕上がっている。古臭く地味かもしれないがじわりじわりと旨みが滲み出てくるスルメ盤。これは良いぞぅ…!

各曲感想
1.「Seers Hatred」
 冒頭はブルータルデスラッシュしているが、0:54~からAt The Gatesばりのメロディックなリフが顔を出す。デスメタルチックな暴虐性とデスラッシュ分が半々ぐらい。
2.「Deamon Breed」 Very Good!!
 哀切のツインリード炸裂!ほぼメロデスと言っていいナンバー。ダーティなギターソロが終わった後の畳み掛けが堪らない!バックトゥ90'sだぜ!
3.「Betrayal Within Individuals」
 ツボを押さえた手堅いデスラッシュ。疾走とミドルパートのバランス良し。
4.「Collector of Thoughts」
 冒頭The Crownみたい。全体的にブラックメタルっぽい雰囲気。メロディは薄めで激しさ重視。シメもやっぱりThe Crownみたい。
5.「Soulshade」 Very Good!!
 ぐああっ!!そんなところでブラストしないでくれっ!好き過ぎて死ぬから(死メインフレーズも懐かし過ぎます。めっちゃオールドメロデス。これは気絶する。キメがカッコイイぜ。
6.「Manifest of Hate」
 それまでのアルバムの雰囲気からするとどう見ても異質なインスト。どうしてそんなにオーケストラなんだ。でも安っぽい。
7.「Dehumanized Perspective」
 畳み掛ける様な激しさ溢れる攻撃的な一曲。程良いメロディの絡ませ方で絶妙な緩急が生み出される。
8.「Truth of God」 Good!
 冒頭はこのアルバム一番の泣きポイント。ザクザクリフと往年の叙情リフのせめぎ合いに燃えろ。
9.「Inseminated By the Beast」
 ダークなメロディを引っ提げ突っ走る。中盤のギターソロの野郎臭さが熱い。
10.「Incinerate」 Very Good!!
 トリを受け持つのは今作最強のキラーチューン。怒涛の疾走に哀愁のギターが乱舞する。ツインギターの重ねがあぁぁっっ!!やめてくれ!悶え死ぬ!!

デスラッシュとメロデスのエッセンスがGoodに混ざり合った良作。買いですよコレは。

デューク西郷さんの意見を取り入れ音源をアップしておこう。毎回出来るかは分からないが読むより聴いた方が早いだろうし…

「Seers Hatred」


「Deamon Breed」


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「Melancholie」 2008

ドイツのアンビエントブラックバンド Coldworld のアルバム。うわー、このジャケドストライクだ。とてもイイっ!

ちょっと強面のGeorg Börnerと言うオッサンが一人でやっている。内容としては、聴くだけで猛吹雪の最中に立たされている様な気分になるノイジーなD'ギターを「バック」にクリーンギターやシンセによる物悲しくも幻想的な世界が繰り広げられる。


各曲感想

1.「A Dream Of A Dead Sun」 Good!

 寂しげなイントロからノイジーなギターが鼓膜を突き刺すブリザードな展開に。広がりのあるシンセの叙情性がGood。演奏に掻き消されそうなヴォーカルが吹雪の中での必死の叫びに聞こえてなんとも悲痛。

2.「Tortured By Solitude」

 この曲は昨今流行りのシューゲイザーブラックっぽい雰囲気。しかしこの寒々しさは、例えばフランス勢のそれとは趣を異にするものであり、広がる世界は一面雪景色。地理的には隣合っているのにね。

3.「Winterreise」

 インスト曲。バックでごうごう言っているSEが効果的で、小さな小屋の中静かに外の吹雪の音に耳を傾けている様な気分になる。

4.「Schmerzensschreie」

 スローテンポの叙情的な曲。自然に対する畏怖畏敬が感じられる。雄大。

5.「Red Snow」

 前半は何だかおぼつかないテンポと半音を多用したメインフレーズのせいか怖い。後半は雪原の夜とも言うべき幻想性を醸し出す美しい旋律溢れる展開に転じる。

6.「Stille」

 前曲の後奏の完結編。クリーンギターインスト。

7.「Hymn To Eternal Frost」 Good!

 タイトルにもある様に聖歌と言うべき神々しさを持つ旋律に満ちている。1:40~からのメロディは日の光を浴びて雪原の草木に降りた霜が美しく輝く様がありありと浮かんでくる。

8.「My Dead Bride」 Good!

 3分に満たない短い曲だが、哀切に彩られた珠玉の旋律が奏でられる悲しみの一曲。

9.「Escape」

 7分にも渡るインスト。タイトルから察するに前曲のエピローグと思われる。淡い余韻を残しアルバムは幕を閉じる。


聴き手に様々な表情を見せつつも一貫的な雰囲気を持たせるセンスに非凡なものを感じる。凍て付く世界観の追求にこれからも期待。

新年明けましておめでとうございます。



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「Those Shredded Dreams」 1992

スウェーデンのデスメタルバンド Furbowl の1stアルバム。その昔 Hearse のJohan LiivaとMax Thornellがやっていたバンド。原盤はなかなかに希少だが、現在ではダウンロード販売されているので音源だけの入手は容易である。

作風としては初期スウェディッシュデスの疾走感やドンシャリ感を幹として、メロディアスなギターソロやアトモスフェリックなキーボードなどの挿入を枝葉としている。


各曲感想

1.「Damage Done」 Good!

 ハモンドオルガンをフィーチャーしたイントロがかなり妖しげ。0:52~からオーソドックスなスウェディッシュデスのリフで疾走開始。Johanのヴォーカルは現在よりも醜悪な質感。まだまだ荒削りだがそこがまた良い。10分近くある中で、時にメロディックなギターやキーボードが被せられたりと当時としては斬新なアプローチが成されている。

2.「Nothing Forever」 

 中盤のギターソロがメロディアス。割と普通のスウェディッシュデス曲。

3.「Razorblades」

 気だるげなリフにJohanのもっさりしたヴォーカルが乗る。特に展開が無く地味。

4.「Desertion」

 リードギターがなかなか異国情緒漂うフレーズを弾いている。ただミドルテンポで演奏時間も短いのでそこ以外はあまり印象に残らない。

5.「Sharkheaven」

 序盤で疾走した後またしても異国っぽいギターが入って来る。後半は退屈、かな。

6.「Those Shredded Dreams」 Good!

 2:02~くらいからの展開が良い。プリンスオブペルシャみたい(笑7分程度の長めの曲だがドタドタした慌しさのおかげかタルイ印象は受けない。終盤ではヴァイオリンが入ったりもする。


当時としてはなかなか意欲的な内容だが、まだまだ若気の至りと言うか、アイディア先行で質が伴っていない感がある。となると2ndを聴いてみたいのだがなんであんなに高いんだっ!!


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「Moontower」 1998

スウェディッシュデスメタルシーン希代のアーティスト Dan Swanö のソロプロジェクト作。目力のあるジャケ。いやぁ、こんなのまでやってたとは知らなかった。ファンと言っておきながらまだまだ甘チャンですな。私も。

さて、この作品ですが、キーボード主体の非常にメロディアスでキラキラしたサウンドでして、だけどDanさんはちゃんとデス声で歌っているのであります。Crimson は好きなんだけど長過ぎてねと思ったりしていた私にとって、こう言うコンパクトな形でやってくれるのはまさに「カユイ所に手が届く」感じ。


各曲感想

1.「Sun of the Night」

 最初の一音から既にDan Swanöワールド全開。ギターとキーボードが巧みに絡み合い、無限の引き出しの如く流麗な旋律が紡ぎ出される。そしてDanさんのディープなデス声だからこそマッチするのだ。

2.「Patchworks」

 ロックオルガンのキャッチーな主題が心地良い。ドライブでかけても問題無さそうな程爽やか。

3.「Uncreation」 Good!

 果てしなく続く「青い」空間をひたすら漂う様なイメージ。海じゃない、空じゃない、何だかよく分からないがとにかく「青」なんだよなぁこの人の世界観は。中盤からちょっとアップテンポでノリノリです。

4.「Add Reality」

 終盤でメロディが哀愁を含む様になると普通声で歌唱を始める。Danさんのノーマルヴォイスはヘタウマな感じだが嫌味が無いのですんなり聴ける。

5.「Creating Illussions」 Good!

 冒頭の咆哮やリズム面など、このアルバム中ではなかなか攻撃的。2:20~からの展開が好き。サイバーパンク(?っぽい。

6.「The Big Sleep」

 悪い意味ではなくてDanさんのデス声と流麗なメロディを聴いているとマジで深い眠りに就けそう。この浮遊感は堪りません。

7.「Encounterparts」

 インスト曲。クリーンギターの響きとか聴いているとなんとなくStarcraftのサントラを思い出す。分かります?明るい旋律が目立ちます。

8.「In Empty Phrases」 Good!

 2:14~からのロックなギターソロに続いて3:20~からはこれぞDan Swanöなキーボードパートが!好きな人はひたすらニヤニヤしてしまう事請け合い。


アルバムとしてこれと言った山や谷があるわけじゃありませんが、どこを切り取ってもDan Swanöでお腹一杯。メロディアスなんだけどどこか一般受けしないと言う事で一生メジャーには出られないんだろーなと思いつつファンとしてはこのまま自分のスタイルを貫いて欲しいと願う。まあこのプロジェクトはもう凍結していますが。


今年の記事はこれで終了です。皆さん良いお年をお過ごし下さい。では。