gravestone -25ページ目

gravestone

Remarks

$gravestone
「In Your Despite」 2009
スウェーデンのメロデスバンド Despite のアルバム。
ツインギターのリフの絡みで聴かせる正統派のメロデス。まぁ系統的にはモダン寄りでヘヴィネスにも色気を出している感じ。一部クリーンヴォーカルの登場もあり。ノコギリみたいなギターの刻みが好きな人には堪らないんでしょう。正直私はあまり好きでは無いが。
ヴォーカルはブチギレ系の喚き声。プロダクションはクリアで分離も良好だが、こう言うギターワークが好きではない人にはちょっとイライラする感じかもしれない。
分かりやすいクサさなどではなく、スタイリッシュに組み立てられた楽曲の展開美と、そこにふと現れる叙情的なメロディを楽しむ。そう言うタイプのメロデス。This Ending辺りをリスペクトしているのだろうかね。もう少しアピールするモノが欲しいな。

Pickup Tracks !!
2.「Rain」
 激しい展開こそ無いが、ちらりちらりと叙情を滲ませつつ着実に進行して行く展開。そして終盤の盛り上がりには一種のカタルシスが存在している。

「Mindplague」

$gravestone
「The Sun I Carried Alone」 2011
ノルウェーのメロディックブラックメタルバンド Iskald の3rdアルバム。
目まぐるしく展開して聴き手を飽きさせないリズムパートとそこに乗せられた暗黒の叙情、だがこのバンドの場合はさらに、シューゲイザー系の憂鬱さが入り込んでくる事で、普通のメロブラとは一味違った哀感を持つに至っている。
一歩違えればクサいと判を押されてしまう所を絶妙なバランスで抑え、締りのあるスタイルの良いメロブラにまとめた手腕は実に見事。久し振りにツインギターのマジックと言うヤツを感じたものだ。
音質はクリアで分離も良好。音楽性と合致しているだろう。ヴォーカルは、まぁ普通のブラック声だな。
メジャー寄りだが染まり過ぎない良メロ満載のGoodアルバム。お勧めですぜ。

Pickup Tracks !!
4.「Forged by Wolves」
 けたたましいツーバス連打の上で泣きまくるギターメロの嵐。暗黒面と鬱さのバランスが良い。合間で顔を覗かせるアコギが楽曲全体を引き締める。
9.「Burning Bridges」
 11分に及ぶ大曲だが、これでもかと繰り出されるメランコリックなフレーズが聴き手の心を追い込みまくる。こりゃタマラン!最後のシメだけちょい強引だけどまぁいいや。

「Forged by Wolves」

$gravestone
「Graveforests And Their Shadows」 2007
ロシアのペイガン/ネイチャーブラックメタルバンド Walknut のアルバム。
当初は二人のメンバーがいた様だが、今では Stringsskald と言うオッサンだけでやっている。
強大なる大自然の威厳を具現化した音のカタマリを叩きつける気合いの入ったペイガンブラック。ごうごうと荒ぶる風雨の様なプロダクションが凄まじい。
6曲中10分超えの大曲が3曲を占める大作志向。ギターの弾くメロディは荒涼とした叙情を持ちつつも雄大で威圧的。曲の傾向としては、スローテンポ一点張りではなく時には疾走したりブラストビートを入れたりと言った展開も見られる。
魂を吐き出さん勢いの Stringsskald 氏の絶叫も大きな聴き所。ある時は雷鳴の様な怒声であり、またある時は悲痛と思える程の金切り声でありと、楽曲の世界観に奥深さを加味する上で無くてはならない存在である。
NSブラックやペイガンブラックは思想面にまで理解が及ぶともっと楽しめるのだが、如何せん私は日本人なのでなかなか…ただしこの作品は音だけ聴いても相当な気合いの入れようを感じられる出来栄えだ。

Pickup Tracks !!
5.「Grim Woods」
 荘厳で、暗黒で、そして物悲しく。聴く者を圧倒するこの気迫は一体何だ!?緊迫の中で終えてしまう12分間。この器はただ者じゃ無い。


「Motherland Ostenvegr」

$gravestone
「Culinary Buffet Of Hacked Innards」 2011
日本のブルデスバンド Rest In Gore のアルバム。
どう見ても仮○ライダーなジャケがあーあやっちゃったってな感じですが、中身は独特のぼってりしたリズム回しが内臓臭さを出しているゴアゴアなブルデスサウンド。
リフは切れ味の悪い感じで、臓物をねっちょりぐっちょり掻き回しているグロさがよく出てます。基本的にのろくて胃モタレする曲調で、所々遅め、高速、たまに小刻みブラストが入ってくる。尻切れトンボなシメが多いです。ヴォーカルは極悪低音ゲロヴォイス。
音質は割とクリアで低音強調型。スネアとバスドラの音が立っています。も少しごちゃごちゃしてても良い様な気もします。
最初の方の曲はなかなか面白いリズムを聴かせてくれるのですが、後半になるとネタ切れ気味でありがちな展開が目立つのが残念。まあまあ健闘している方ではあると思いますが。

「Splattered Slime」

何だかんだで一年経ってしまいました。

いつも見て下さってる方、定期的に見て下さっている方、それとたまに見て下さっている方、各々の方々にお礼を申し上げます。


しかしまぁ、最初の頃からすると随分更新数が減ってしまったモンですねぇ。あのバイタリティーは何処へ行ったんでしょうか。今じゃ月に20本記事書くのも難儀になってきておる始末です。こんなつたない文章なのにね。


とは言え、当初から「気張り過ぎない」って意識は持っていたので、今のマイペースな更新で長く続けられればそれで良いのかなと、そう思ったりもするわけです。


それでですね、このサイトを始めてから改めて感じた事があるわけなんですが、「俺、メタル熱だいぶ冷めちゃったな」と。


別にメタルが嫌いになったわけじゃ御座いません。グラインドもね。

ただまぁ、ほら、あるじゃないですか。メタルに限った事じゃありませんが、新しく音楽を聴き始めた時に感じる、「俺の前に広がる無限の世界!」みたいな感覚(?)。未踏の地に足を踏み入れる昂揚感、とでも言いましょうか。そう言うのがね、もう無くなっちゃったなと。

何でもかんでもメタルメタル、メタル一番!メタルサイコー!うぎゃー!って言う感じではもうなくて、「ふん、こんなもんか」とステレオの前で頷いている自分に、いつの間にかなっているわけですよ。ファンと言うか収集家ですね。聴く事が作業化していると言いますか。


まぁ収集家云々は兎も角としても、そう言う瞬間ってのは、いずれ誰にでもやってくるモノだと思います。寂しい事だけれど。

そこでどうするかですよね。そんな自分は嫌だと聴くのをきっぱりやめちまうか。或いはそれでも俺は聴き続けるさと思い留まるか。私はつまり、後者だったわけです。ただね、どんだけ聴き続けたって、あの頃の感覚を取り戻す事はもう二度と出来ませんよね。


そんな事を最近思ったりするわけです。だからどうと言うわけではありませんが、えーまぁ取り敢えずまだやめる気は無いのでこれからもよろしくお願いします。