
「Inflicted Deviations」 2011
またしてもロシアのメロディックデスメタルバンド Deviant Syndrome のアルバム。
こりゃまたなかなかカオティックなジャケットなのだが、中身は極めて分かり易いメロディックデスでござい。しかもクサい方面に傾いている私の好きなタイプの作風だ。先日の Seducer's Embrace の場合はややロシアのエキゾチックな質感を感じる面もあったのだが、このバンドは完全に北欧メロデス以外の何物でもなく、個性と言う個性は皆無に近い。
だが良いではないか。何しろ曲の出来が良い。ツボにくるツインリードとメロディアスなギターソロ、ほど良いスラッシーな疾走感と慌しさを持つ展開、出しゃばり過ぎないキーボード、ヴォーカルはデス声オンリーだし(一部女性Vo有り)、正統的なメロデスアルバムとしては文句の付けようがない。音質は籠り気味にして欲しかったケド。
まともなメロデスにはもう飽きたと言う方には見向きもされないであろう作品だが、私の様にオールドメロデスが好きで好きで堪らない者には非常に安心して聴けるアルバム。
Pickup Tracks !!
2.「Blessing the Emptiness」
何の捻りもない正統派メロデスナンバーなのだが、う~ん、こう言うのは何百曲聴いてもやっぱりテンション上がるんだよなぁ。メロデス万歳!
4.「Seal of a Star Dweller」
メジャー寄りのコードからマイナーへ転調する展開がツボです。3分でスパッと終わる潔さも良し。
「Blessing The Emptiness 」



