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Remarks

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「Behold The Devastation」 2009
カナダのメロディックデスメタルバンド Unleash The Archers のアルバム。
女性ヴォーカルがクリーンヴォイスで主役を張る歌モノメロデス。しかしまぁデス声はほとんど添え物と言うかアクセントだし、こりゃもうメロデスと言っていいんだか…でもギターの感触や曲の進行はそれだからなぁ。

それはそれとして、女性ヴォーカルはどことなくケルティックな歌い回しが特徴的。歌唱力はあると思います。曲自体は初期のメロデスの様なプログレッシブな質感が強めで、展開は複雑。よく聴くと耳を惹くフレーズも散見される。デス声入りのプログレメタルとして聴けばいいかもしれない。カナダのバンドらしくテクニカルな側面も持ち合わせている。

私はどうやら波長が合わない様なのであまり楽しめないが、プログレが好きな人なら結構面白く感じるかもしれない。

「The Fifth And The Fable」

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「Death To Everyone」 2010
カリフォルニア州のグラインドコアバンド Bloody Phoenix の2ndアルバム。
ズバッとブッ裂くgrindリフを引っ提げ猛然と突っ走る。なかなか迫力があってよろしいんじゃないでしょうか。前のめっているのが好きな輩には堪らんです。個人的な感想としては、熱いんだけどその奥底では口元歪ませてヘッと笑っている様な醒めた質感が潜んでいる様に思う。
とにかく疾走ありきのストレートなgrindサウンド。余計なモノが無いのがむしろ個性か。Live映えするタイプだなぁ。

と言うわけでLive音源を貼っておこう

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「In Tranquil Absurd」 2010
イリノイ州のデスブラックバンド Veneficum の2ndアルバム。
神秘的で壮麗なキーボードによってシンフォニックに装飾されたデスブラックである。なんとなくゲーム臭いのがツボ。曲の展開の方はまぁ普通で、適度にブラストかましたり突っ走ったりして程よく激しい。バスドラがやたらとけたたましいのだが、実はプログラミングみたい。確かに言われてみればスクエアな気はするけど、あまり違和感は無いね。

ヴォーカルは耳障りな喚き声と、あとノイジーに処理された拉げ声がたまに入ってくる。音質はフツーにクリアです。

全体的にはそれほど印象に残る様なフレーズや展開は持ち合わせていないのだが、盛り上げ方は派手なので、時折オオッ!と思わせる瞬間が訪れる。個人的には結構クセになるかもと思った。

Pickup Tracks !!
9.「Grand Demise」
 中盤でいきなり光輝くメロディへと転調する所がポイント。本作で一番印象に残った。
10.「Despair Mechanism」
 アルバム中では最もキャッチーな主題を持つ曲。全体的にメロディアス。終盤を飾るに足る派手な仕上がりでなかなか聴き応えあり。

「Paradox Breed」

ドイツ産メロブラバンド
こう言う曲にはめっぽう弱い。あまり好きな表現ではないが、3:08~3:58はネ申。

「Throne of Sombre Thoughts」

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「Opus Mortis VIII」 2011
スウェーデンのデスメタルバンド Vomitory の8thアルバム。
このバンドについては、今作も含めて4枚ほどアルバムを聴いてきた。で、この新作だが、それまでのブラストで捲し立て全てを薙ぎ払う、爆発的でアグレッション溢れる作風からやや路線変更して、ミドルやスローテンポ、ヘヴィさと言った点に重きを置いた内容になったと感じた。プロダクションの面でも、ギターにしろドラムにしろを内に包まった様な閉塞感があり、それ以前の外部への発散、熱く開放的な質感の音作りとは明らかに異なる。ブルータルではあってもどこか息苦しいと言うのが今作の本質ではなかろうか。

聴きようによっては地味、持ち味を削いでしまったと受け取られてしまう可能性もある内容だがこれもまたひとつの道か。評価が分かれることになりそうだ。

「They Will Burn」