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Remarks


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「Perverse Spiele Fotzendose」 2011
チェコのデスグラインドバンド Demented Retarded の2ndアルバム。
ジャケットの感じからして分かるだろうが、アホなノリ丸出しでボリボリ駆け抜けるデスグラインド。聴き手ムシで押し進めるエグいんだかファニーなんだかよく分からない雰囲気に失笑を禁じえない。ここはひとつ自分も阿呆になって身を委ねましょうや。曲自体は激速では無いがまんべんなく突っ走っている一方で、メタル寄りの重さとスラミング臭さが比重高め。SEはエロありグロあり意味不ありとやりたい放題。
母国語のヴォーカルはドスの利いたデス声と力んだな喚き声他、ガオー声、ブタ声、便所声などなど色々聴ける。音質はクリアですね。

「Puma Swede」

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「Dead Lovers' Guide」 2010
チェコのデスメタルバンド Brutally Deceased のアルバム。
スウェディッシュタイプのデスメタルの中でも私が特に好むのは Dismember の様に若干メロディックな要素を持つものである。

中欧の国チェコから現れたこのバンドは、 Dismember に傾倒する、私のドストライクな音楽性。1曲目からして既にブッ飛ばしつつもダーティな憂いのあるリフを乗せており好ましい。音の感触もスウェディッシュデスのそれで、ザラッとしたギターの肌触りなどお馴染みと言った風情で心地良い。

単純に懐古的なだけの内容ではなくて、中欧デスの暴力性を匂わせるソリッドな楽曲は粒が揃っており、前のめっているパワフルな演奏を存分に楽しむ事が出来る。

Dismember が新作を出してくれないのでやきもきしていたが、このバンドで少し喉の渇きが癒された。(ああ個人的な感想に終始してしまった…)

Pickup Tracks !!
1.「Lustful Sodomy In The House Of God」
 ヤケクソ気味の特攻感と薄汚れたリフ、落とす所などDismemberにしか聴こえないです。5thの1曲目とか。すんばらしい。
8.「All That Rots And Withers」
 地鳴りの如きブラスティングが炸裂しまくるブルータルなナンバー。追い詰める様なギターワークも堪りません!中盤はヘドバン誘発。
9.「Override Of The Overture (Dismember Cover)」
 しっかりカバーを収録しております。2ndの1曲目ですな。原曲にほぼ忠実です。音がふっとくなっているので原曲より迫力があります。ほのかに乗せられるメロディと爆発的な疾走感のコラボはやはりすんばらしい。


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「Between Thorns And Silence」 2010
ベラルーシのシンフォニックダークメタルバンド Aeon Noctis の2ndアルバム。
鬱陶しいくらいキンキン鳴り響くキーボードがべったり貼りついた大袈裟シンフォニックサウンド。ダークメタルと言っても基本的にシアトリカルなクサさが全面に出ているので、逆にやかましい、暑苦しいと言う印象が先行してしまうのはギャグなのか。とは言えケルティックな叙情を取り入れつつオーバーに進行する楽曲は映えがあるし聴き応えも十分。インストが多いものの、全体的にはお腹いっぱいと言ったところだ。

ヴォーカルは耳障りな喚き声が基本で、サビ部分などでは時に普通声を用いる事も。音質はギターとキーボードの音量バランスが悪い気もするがクリアで太い。

派手好きの心を掴む脂っこいシンフォニック作。ジャケットとのギャップが…


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「Reprisal」 2011
オランダのメロデス/デスラッシュバンド Detonation の4thアルバム。
このバンドは2ndを聴いて以来。それなりに良い感じかなって程度の印象だったが、今回の新作は一聴して「アレ?こんなバンドだっけ?」と面喰った。

まず全体の雰囲気がヴァイオレンスでダーク。以前はデスラッシーな疾走感と近代的なメロディの組み合わせがなかなか面白かったのだが、今作ではそれらが減退し、デスメタル寄りの暴力的なアプローチと、その合間にフックとして組み込むメロディアスなフレーズやギターソロで勝負に出ている。感触としてはメロディックな要素もあるデスメタルに近い。

私がすごいと思ったのは、聴いていると時々言い知れぬ恐怖と切迫感が襲ってくる瞬間が訪れる事で、こんなオーラを放つ様になったとはある意味大物に成長したなと感心した次第。そもそもジャケットの時点で前三作のイメージを薙ぎ払うおっかなさがある訳で、何か吹っ切れたと感じるのは私だけでは無いのではなかろうか。これは兎に角聴いてくれよと言いたい。

Pickup Tracks !!
4.「Ruptured」
 気だるげで陰気臭い主題。曲は激しいけど。2:10辺りから姿を現すダークな叙情が聴き所です。
5.「Absentia Mentis」
 ドライで人を見離した様な序盤がまずカッコイイ。中盤以降から現れる叙情性とギターソロの応酬がまたよろしいです。
6.「Washing Away The Blood」
 爆発的な疾走感の合間に挟む負のオーラを纏った不安感を煽るフレーズが絶妙なフック。こう言うの堪りませんです。テクニカルでメロディアスなソロを経てやや解放的になる中盤の展開もグッド。

「Absentia Mentis」
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「Vinum Intus」 2011
フィンランドのシンフォニックブラックメタルバンド Alghazanth の6thアルバム。
前作も聴いているのでこれで2枚目。メロデス的な聴き易さのあるキャッチーなブラックメタル路線は今回も維持。曲ごとのインパクトやフックは前作に及ばないが、展開や音質の整理と言った面ではB級臭さが減退し、洗練されたクオリティを持つ作品に仕上がったと感じた。それが一概に良い事だとは思わないが、バンドの更なる飛躍を考えれば必要な事なのだろう。見かけはアレだがアングラだけで留まる様な音楽性でも無いので、私は純粋に良い曲を作ってくれればそれで良い。

Pickup Tracks !!
4.「Under The Arrow Star」
 憂鬱さと悲壮な響きを併せ持つトレモロで疾走するナンバー。終盤までテンションが下がらずなかなかグッドです。4:08辺りからの盛り上げ方が好きです。
8.「Triunity」
 けたたましいブラストと共に押し寄せる勇ましい主題が堪りません!だがこの曲のハイライトは5:04~ラストまでの1分にも満たない部分。ここの追い込みはグッと来ました。

「Under The Arrow Star」