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Remarks

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「...Jarrai Beza Kondairak」 2003
スペインのフォークブラックバンド Numen の3rdアルバム。
ElfforやDarkness by Oathのメンバーが在籍しています。と言う事で民族的なメロディの後ろで朝霧の様に広がるキーボードはアンビエント臭い雰囲気がプンプン。しかしドラムはブラストやツーバスを駆使して結構激しさを出しているので、決して大人しい音像ではありません。シンフォニックなキーボードとオカリナやアコーディオンなどの楽器がコラボしながらも、それらは互いを邪魔せず、あくまで品のあるアレンジによって共存しています。アルバムのハイライトと言えるのは8分に及ぶ大曲⑦で、全パート一体となって突き進む重厚さは圧倒的。物悲しくも美しいラスト⑨のインストも素晴らしい。
アコースティック、フォーキッシュなメタルの優良作。

「Mari」

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「Psalms of the Grand Destroyer」 2010
ペンシルヴァニア州のデスグラインドバンド Circle of Dead Children の6thアルバム。
私はこれが初めて聴く作品なのですが、Dying Fetusなどの新学校デスにグラインドコアの雪崩感を交配させた様な音と言えば大体想像が付くでしょうか。ギターが少々キャッチー過ぎるきらいがあるのが個人的には頂けませんが(内心いつピロピロしたソロが入り始めるかと冷々していたがそれは無かった)、バカスカとヤケクソ気味の高速ブラスティング&疾走をかますドラマーのおかげで良い意味で大味っぽさを残している。変に整然としておらず勢いがあって良いと思うね。

「Starve, Beg & Die a.k.a. Fuck You Kill Me」

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「Midnight Stench」 2010
メキシコのデスメタルバンド Zombiefication のアルバム。
バンド名とジャケからして既にホラーなんですが、中身も暗黒墓場でゾンビ共が血ヘド飛び散らせながら喚き散らしているイメージの音を出してます。音楽的には伝統的なスウェディッシュデスを基本としており、そこにラテンアメリカのノリが合わさって、ドロドロしていながらも妙に熱気溢れる作品になっています。ゾンビに熱気を出されると臭くて堪らんのですが、微妙に叙情的なフレーズも乗せてきたりして割と聴き易い感じです。個々の楽曲の魅力にはもうひとつな所があるので、次作ではこの熱気を今度は爆発させて破壊力ある作品にして頂きたいです。

「Anthem to the Death March」

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「December」 2005
アイルランドのメロディックデスブラックバンド For Ruin の1stアルバム。
以前Demoを聴いた時に90年代の音源かと思ったのですが、フルアルバムでも変わらずしょっぱい音作りを維持しており哀愁を感じます。
土着的な旋律を奏でるギターの重ねが主体となったメロディアスなサウンドで、暗さや禍々しさもほとんどゼロ。印象としては Dawn をもっと明るくコンパクトにした感じでしょうか。メロデスとして聴いても違和感は無い。軽く打ち鳴らされるドラムの響きがなんかケルトっぽくて良いです。2000年代の作品だと感じさせない良い意味での古臭さと土着メロの充実は好事家にウケそうなんですが、知名度イマイチ。2009年には2ndが出ております。


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「Vengeance」 2008
ドイツの Crom 氏によるワンマンパワーメタルバンド Crom のアルバム。
セッションでドラマーが叩いている以外は全ての演奏を一人でこなしている様だ。系統としては Amorphis からの影響を強く受けているであろう神秘的でケルティックなメタルサウンドであり、根底にあるヴァイキングな世界観とメロディアスな歌メロの充実が魅力的。Cromのヴォーカルは素朴でマイルドなものですが、時に攻撃的で時に透明感をも感じさせる歌声は現AmorphisのTomiに通じる面も。やや冗長と思える場面もあるものの、全体的にはうるさ過ぎず耳当たりの良い好作に仕上がっていると思う。才能は十分に感じられるので、やり様によっては今後人気を伸ばしていくであろう。

「The Stars Will Fall」