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Remarks

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「Tief Schwarz Blutig Rot」 2011
ドイツのメロディックデスメタルバンド Abrogation の5thアルバム。
個人的には Fragments Of Unbecoming と並ぶドイツの二大「B級」メロデスバンドだと思っておりますが、こちらはもっとクサ路線を走っている存在。同じ死神ジャケでもフィンランドのあの人達とは比べるべくもなく…それはさておき、5作も作りゃある程度の貫禄が出て来ていいはずなのに、蓋を開けてみれば相変わらずいなたい一世代前のメロデスの応酬。前作よりも疾走曲が充実していますが、キラーと言える程の曲は無く、聴き込んで聴き込んでジワ~ッと徐々に味が染み出てくるスルメな作品。つまるところ今の時代にこんな音を演れている、その事自体に価値があるのだと思います。90'sメロデスの生き証人。土くせ~ツインリードとストロングさに悶えて下さい。私はめちゃ好きです。

「Herr Richter」

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「Internal Devastation」 2011
マサチューセッツ州のブルータルデスメタルバンド Dysentery の2ndアルバム。
冷酷かつ技巧派なリフを聴かせるのが中心になっており、基本的にはモルビタイプの、スロー、ミドルな展開で進行するデスメタル。時折思い出したようにブラストパートへ移行。遅めのものからかなり高速小刻みなものまでバリエーションは揃っている。演奏は一糸乱れぬ整合感を強調しており、ブレイク時のピタッと感を堪能できる。ヴォーカルはつけ入る隙を与えぬ判別不能で無慈悲な極低音タイプである。たまにブタ声も。カッチリしたデスメタルが好きなら買い。

「Internal Devastation」

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「Conquering Oblivion」 2011
ニュージャージー州のプログレッシブメタルバンド Of Wrath And Ruin の1stアルバム。
イントロからしてスパニッシュ系のメロスピなのかと思いきやさにあらず。飛び出してきたのはデス声喚き声。なんとメロデスなのでした。まあ近年では特に珍しいモノでも無いんですが、ここまでやり過ぎだとニヤニヤが止まりませぬ。クサメタラー必聴のツインリードに悶えて下さい。女性ヴォーカルが常駐しているので彼女の歌いっぷりもポイントです。プログレとしては後半の曲辺りからそれらしい展開やリフなどが顕著になり、一方デス声の比重は小さくなっていきますが、これだけ良いメロディを作れるなら全編クサメロデス路線で通して欲しかったと言うのはメロデス聴きの意見です。ちょっと今後が楽しみですこのバンド。

「Forever Unseen」

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「Olor A Gente Muerta - Arma Asesina」 2010
メキシコの Oxidised Razor と愛知県の Vulgaroyal Bloodhillのスプリット盤。10曲入り。
Oxidised Razor は最初の3曲。私は2nd以来です。相変わらず露骨にグロいジャケですが、なんか昔と比べるとサイケデリックで多少凝った曲作りをする様になった感じがしますね。ヴォーカルは相変わらずですが。これもまた悪くは無いんですけど昔の如何にも地下線ド真ん中な音の方が個人的には好きかな。
残り7曲は Vulgaroyal Bloodhill。こりゃまたストレートなグラインドコアですが、ヴォーカルが完全に下痢っているので結果的にゴアっぽい印象を受ける。とても演奏のイキが良いので聴いていてキモチイイです。割れ気味のプロダクションもグッド。

「Chantaje」



「Aspirar el Diluyente」
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「A Place to Call My Unknown」 2011
ベルギーのブラックメタルバンド Cult Of Erinyes のアルバム。
文系っぽいメンバーの居出立ちとは裏腹に、中身は圧倒的とも言える荘厳さを携えた強力なブラックサウンドを提示している。基本的にブラストビートで押し進めるタイプであり、ギターとキーボードが一体となって形作る厚く重々しい音像はまるで暗黒の嵐の最中に置かれている様だ。聴き手をグイと引きずり込む強大なエネルギーがスピーカーの向こうからビシビシと伝わって来るのである。デビュー作にして貫禄は既に十分。末恐ろしいバンドが登場したものである。これを聴かずして一体何を聴くのか?名盤。

「Insignificant」