さいたま市の着物ファン応援隊、master_minminです!
着物イベントボランティア&日本着物スタイリスト協会認定着物フォトスタイリストでもあります。
(「着物フォトスタイリスト」は登録商標で、協会に認定されないと名乗れません)
「はれのひ株式会社」が成人式お支度をすっぽかし、営業停止したことについて、記事を2つ書きました。
はれのひ、振袖関連の被害は他人事ではない (2018/1/16更新)
はれのひ、被害者の会と横浜市の予定サイト
(2018/1/17更新)
これらの記事が、アメブロ公式タグ
#前撮り → 1位と9位
#振袖 → 4位と11位
でアクセス順位が一桁に入りました!
#前撮り というキーワードのアクセスが多いとなると、今年ではなく、来年、再来年に成人式を迎える方やそのご家族がアクセスしてくださっているかもしれませんね。
確かに集中する時期(9月以降くらい1月まで)の来店試着や前撮りを分散させたいため、夏場に早割がある理由は理解できますが、高校卒業したらもう成人式のことを考える、というのもちょっと異常かもしれませんね。
昔はもっと呉服屋さんが多かったから、こんなにレンタル屋さんが集中して受注することもなかったのかもしれません。(どうやって調べるのかなぁ、そういうの)
例えば、
被害相談で2年先の予約金支払いのケースも(毎日新聞 2018年1月10日)
によると
-----------------上記新聞記事より引用--------------
業界を少子化の波が洗う。総務省の統計で新成人女性は1970年には123万人だが今年60万人で半減。市場調査を手がける矢野経済研究所によると和服の小売市場規模も2008年の約4065億円から16年は2785億円に縮んでいる。
業界誌を発行する「きものと宝飾社」の松尾俊亮編集長によると近年は振り袖関連が和服の売り上げの約4分の1を占める。「買ったり借りたりしてくれる客が成人式で毎年確実に現れる。割引や高校生向けイベントで先手を打つのは珍しくありません」
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業界として全体の売り上げが減り、その中で4分の1という大きな割合を占める成人式の振袖。さらに少子化(新成人女性が1970年123万人から2018年は60万人へ)。
おトク感を出して、より早く契約、支払いしたいというのはお店や会社の都合なので、クライアントとして契約する方は、冷静に、必要な情報をきちんと集め(契約内容、キャンセルポリシーを含めた条件を確認)、納得した上での決定を大事にしていただきたいです。
今の時代は、振袖を買っても成人式当日まではお店にあずけて当日準備まで完全にお任せ!「お店がなんでも良いようにやってくれる」と安心しきっている時代への警鐘という側面もあるかもしれません。
当日のお支度はたくさんの人を流れ作業的にやるので、準備の観点から事前に預けること自体は必要だと思いますが、ずーっと預けっぱなしが良いのか、も今回の件で考えさせられましたね。。
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【master_minmin主催イベント情報】(参加者募集中)
「着物を仕事にする」講座(東京編)講師:吉澤曉子先生
日時:2018年1月29日(月) 14:00-16:00(開場13:30)
場所:アットビジネスセンター東京駅 201号室【東京駅八重洲通りではありません!付近に2箇所ありますのでご注意ください】
〒104-0031 東京都中央区京橋1-11-2 八重洲MIDビル2F
東京駅から徒歩6分 (八重洲通りと昭和通り交差点近く)
参加費:5,500円(定員50名)
懇親会: 4,500円
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