アウェイの東京ダービーでした。


味スタの反対側は久し振りですが、東京V側も最近サポさんが増えているみたいでゴール裏の両脇をミックス席にして狭める強気な運営で、かなり早い時点でビジター席は完売御礼が出ていました。
スタメンは中3日につき、CBにはエンリケと木本が入り入れ替わりました。エヴェさんも久し振りのスタメン入りでした。
ただ同じ中3日でも東京V側は全員前節と同じで、禁断の移籍で話題になった平川くんが緑の中盤でスタメン出場でした。

前半からダービーマッチらしいバチバチの試合展開でしたが、セットプレーから林が決めて先制されてしまいます。
早い時間帯でのビハインドに面喰いましたが、前半終了間際にヤンの縦フィードをケインが上手く収めて振り抜くと前半の内に追い付きます。
いい時間帯の同点劇で、やれそうな雰囲気が漂ってきました。

後半エンリケが稲城のカウンターを間一髪で切ると大志にボールが渡り、大志がポーンと蹴れば良かったのですが染野に詰められて、なんとも言えない珍プレーで失点してしまいます。あれだけビッグセーブを連発していた選手なだけに、あれっ!?と思うプレーでした。
終盤東京V側は染野や山見など活躍していた選手がお役御免で下がります。FC東京側は怪我から復帰したヒアンが入り再びやれそうな雰囲気が漂いますが、なかなかゴールまでは至りません。
このまま負けてしまうのか…と嫌な予感がし出すと89分にとんでもない事が起こります。
安斎のクロスがキレイな形で入り、攻め上がったエンリケが値千金の高打点ヘッドで同点ゴールを叩き出しました。
ロスタイムの5分は、起死回生した熱狂の渦の中で試合終了しました。

ちなみに去年のアウェイの東京ダービーも2-2でした。何とも引き分けの多い対戦カードでございます。
試合が終わると、両軍のゴール裏からブーイングが発生していました。
○○だけには負けるな!という意識がそうさせているのでしょう。東京ダービーも変わってきました。
味スタの反対側は滅多に来ないのでしばらく客席を徘徊していましたが、流石に平川の古巣挨拶はありませんでした(笑)。
ヒアンも戻ってきましたし、これからチーム力を付けて秋のホームゲームでは勝ちたい所です。