2025年シーズンも最終節を迎えました。
タイトルもACLも降格もなく例年通りの中位で、地味な最終節を迎えるのかと思いましたが…。
試合前にディエゴ・オリヴェイラ選手が今季限りで引退するとのアナウンスを受けて、ホーム自由席には久々に完売御礼が出ました。
そのため下級ソシオの整理番号は、2500番台とか信じられない位後ろになりました。

今日の主役は当然スタメンです。9番のシャツやグッズを持った人が多めで、ディエゴの為のコレオやチャントも多めでした。
序盤こそはセレッソペースでしたが、期待のディエゴが良い位置でボールを受けると荒木にパスして、荒木のスルーパスから仲川が抜け出して先制しました。
先制後には、銅像様とGTRが2人揃って例のポーズ(笑)を決めました。


さらに高のシュートが桜の選手に当たって軌道が変わると追加点で、前半が終わって2-0と今季の鬼門らしくないアドバンテージで折り返します。

後半も中弛みせず東京ペースで試合が進み、63分にディエゴが下がると両軍の出場選手全員で花道を作って、万雷の拍手の中ラストダンスになった御大を送り出しました。


交代で入った俵積田はゴールがオフサイドになりましたが、途中交代で入った選手らしくよく走り回っていました。
終盤にはセットプレーからエンリケがヘディングを撃つとポストに当たり、跳ね返りをダイレクトシュートで流し込む妙技で追加点。
終わってみると3-0なんて、勝てない聖地で大勝して違う意味で驚きました。
それ以上に、これで試合後は荒れないで済みそうだという安堵感がありました(笑)。

試合が終わりエンリケのヒーローインタビューが終わると、今シーズン終了のセレモニーが始まりました。
今季限りのピーター監督、選手を代表して小泉アニキ、今季限りのディエゴの順で挨拶しました。


ディエゴに対しては、東葛方面からは大谷コーチ&クリス,名古屋方面からはハセケン&永井,ブラジルトリオ方面からはレア&アダちゃん,海外からは久保・松木・拳人・柊斗・剛…など多くの方々からビデオメッセージが寄せられました。
それが流れ終わると、ディエゴのスピーチが始まりました。
青赤の人間だけでなく、対戦相手のC大阪や古巣の柏に対しても感謝の言葉を伝えたディエゴの人間性は流石でした。

選手達がスタジアムを周回すると、ゴール裏でディエゴ&ピーター&児玉の胴上げが始まりました。
全員大柄なので、胴上げするのに大変だったと思います。
ディエゴがゴール裏でトラメガを持って挨拶して爆心地のコアサポからトロフィーみたいなものが贈られると、大きな拍手に包まれました。
ディエゴのセレモニーが終わって帰ろうとしたら、コールリーダーが「この後ダマさんが来ます!」と言うので、慌てて客席に戻りました(笑)。

児玉選手も今季限りになります。子供を連れて最後の挨拶にやって来て、シャーをやって引き揚げました。
練習時やピッチ外での貢献度は大きく、出番が回ってくると爆速で準備してピッチに登場していました。

セカンドキーパーの何たるかを示していた選手だったと思います。

試合が終わると、青赤パークでDJ RAM氏と石川CGとアマラオアンバサダーがアフターゲームの後夜祭を盛り上げていました。
ピッチ内では3代目キングが感動させてくれましたが、ピッチ外では初代キングがビール片手に酔っ払っていました(笑)。

色々有った2024年シーズンでしたが、最後の最後で「東京が熱狂」しました。
そこには今まで味スタで勝てなかったのは一体何だったのでしょう?と思うような、ホームゲームのトキメキ(笑)が有りました。
FC東京系の日記はたぶんこれが年内最後になると思います。
皆様よいシーズンオフをお迎え下さい。