ようやく鬼門で勝てました。
埼スタでは過去に2020年に勝っていますが、アレはコロナ禍中でのホーム側5000人制限試合でしたので、東京サポの目の前で勝ったのはケリーのゴールで勝った2003年以来です。
苦節21年間本当に長かったです。ある意味歴史的瞬間でございました(笑)。
今季の埼スタは川崎戦と柏戦が中断してしまった位に悪天候が多く心配でしたが、試合中は雨が降っても試合が中断する程の雨ではなくて助かりました。
スタメンは、エンリケの所に木本が入った以外は前節と同じです。
浦和側は、あの凌磨がトップ下を務めていました。凌磨のマブダチの小泉はベンチ、どこかで見た事の有ったもう一人の選手翔哉はベンチ外でした。
序盤のファーストシュートがあの凌磨でしたが、浦和戦ではダイレクトでポンポン回されてからの失点が多いのでココは外れてくれて助かりました。
すると俵積田の巻いた感じのクロスを浦和の井上がクリアしようとするとクリアボールが後逸して、予期せぬ形で先制点が生まれました。
さらに右CKを森重がニアで合わせるとボールが浦和の石原の腕に当たり、VARが入った末PKになりました。
キッカーはいつものように銅像様かと思いきや荒木で、西川の動きをよく見て中央へ蹴って追加点を上げました。
その時浦和側はゴールネットの前に旗隊が集結して大ブーイングと共に物凄い威圧感でしたが、飄々と決める所を見るに特大フラッグと大声量はア○トラーズで見慣れていたのかもしれません!?
さらに浦和側はCFリンセンが負傷してチアゴサンタナに替わる様なアクシデントまで発生して、いつもとは違う意外なアドバンテージの中で前半を2-0で折り返しました
ただ鬼門埼スタでは2016年のように、前半2-0でリードしても逆転負けした試合が有るのでまだ油断は出来ません。
案の定後半は途中から入って来た原口や小泉などが押し上げてきますが、何とか凌ぎ切れたと共に前節と同様に終盤山下を投入して上手く時間を使いました。安斎もフェイスガード姿が痛々しいながら終盤ピッチに復帰しました。
ロスタイムは4分とそこまで長くはなくようやく勝利を確信出来るようになると、終了間際に眠らない街をちょっとだけ歌っている間に試合は終了しました。
ここはアウェイ埼スタですので試合後選手達は、ビジター席へ挨拶すると粛々と引き揚げて行きました。
少し経った所で荒木だけが戻って来て、シャーをやりました。
両軍のコアサポが横断幕を片付け始めた頃に凌磨が古巣へ挨拶しに来て、これには東京サポだけでなくメイン右側の浦和サポも拍手を送っていました。
ここまででも試合終了から結構時間が経っていて浦和から生きて帰れるか?少し不安がよぎりましたが心配していたビジター監禁などは無く、帰り道は交通規制や電車の混雑でいつも以上に時間がかかったものの無事に生きて東京へ帰る事が出来ました。