久し振りの国立開催で、元新潟の高&小泉ダービーの第二段になります。飛田給ではなかなか勝てない今季の東京ですが、国立開催になると何故か勝率が高いです。木村カエラさんが試合前に歌うそうで楽しみです♪
…とか、会場へ行く前には正直その位の認識しかなかったです。
しかし、試合当日になると急遽松木玖生選手の海外移籍が公式リリースされて晴天の霹靂でした。
ただ新潟戦の告知ポスターは旅立ち?を匂わせていると、ちょっとした話題にはなっていました。
あれだけの選手ですのでいつかそういう日が来るとは思っていました。しかしそれを試合当日の昼に言うとは、川岸社長もなかなかアレですのぅ。。。
令和の国立男こと松木玖生選手の東京ラストゲームは、ベンチスタートで始まりました。
序盤小泉アニキが誰もいない左サイドのスペースに大きく展開すると、遠藤が走り込んでドリブルシュートを決めていきなり6分から先制しました。
復活の遠藤は今回は味方として2019年の最終節を彷彿させるような縦役者ぶりで、これの他にも決定機を作っていました。
前半を1-0で折り返し、後半どこかで出て来るであろう東京の若き皇帝のラストダンスに期待していましたが、後半はとんでもない位の新潟ペースになりました。
ただこの日の新潟はアレって思う位の決定力不足で、崩されていても失点は零のままでした。
後半61分にディエゴと交代で、この日の主役がピッチに入りました。
銅像様と同じく一番前に入り、入るといきなりレベルの違いを見せ付けました。
それでも新潟ペースは変わらず、終盤大胆な選手交代を敢行しました。
いつもは松木くんさんが入る事の多いトップ下には原川が入りました。さらに森重&長友の大御大が守備固めに入り、左FWにはこの日のもう一人の主役野澤零温が入りました。
小泉の大胆なサイドチェンジが逆サイドに通ると、レオンくんのJ1初ゴールが生まれました。
何かと新潟ペースの後半戦でしたが、試合は何とか不時着して2-0で終わりました。
試合が終わると零温くんのヒーローインタビューに遠藤&零温のシャーが有りました。それが終わると、今日の主役が最後の挨拶をしました。
松木くんさんが喋ろうとするとマイクの調子が悪く、ブーイングが発生しました。
最後の挨拶でのブーイングは、若い頃のブラボー御大が、グラサンかけてボンジョルノ!と軽くふざけた時以来かもしれません(笑)。
大意は「一緒に戦ってきた思い出は消えない、選手達は常に100%で戦っている、ファミリー一同全力で応援して欲しい」と話していました。
松木玖生選手が入団したのは、コロナ禍の最中の2022年でした。
開幕前の集団陽性騒動の中で松木くんさんの序列が上がり、開幕戦の多摩川クラシコからいきなりスタメンに入り、そこで予想以上にやれていた事に衝撃を受けました。
その後の活躍はイチイチ書くまでもないかもしれません(笑)。
超高校級のルーキーが世界へ羽ばたくまでの過程を見られて幸せでした。
海外移籍が成功して、世界的な選手になる事を期待しています。