先週秋春制のWEリーグが最終節を迎えました。
最終節は駒場で浦和女子✕ベレーザの試合を見てきました。
浦和女子は残り2節を残して既に優勝を決めています。
さらには女子版のACLで優勝も果たし、浦女さんはちょっとした黄金時代になっています。
安藤さんと猶本さんが戦線離脱している中でのタイトル戴冠ですから凄いです。
スタジアムの入口ではトロフィーの展示が有ったので、並んで撮ってきました(笑)。


最終節で試合後には表彰式もあるので、メインスタンドのS指定席は完売御礼でした。
浦女さんは最終節もいつものメンバーで臨みましたが、日テレちゃんは来季を見越してかメンバーをいじってきました。

試合は序盤から意外な形で動きました。高橋はなが最終ラインでボールを奪われると、日テレの鈴木陽に奪われ僅か9分で試合が動きます。
鈴木陽さんって確か鴨川や長野にいたような気もしましたが、ユース出身者の多い日テレちゃんにしては珍しい選手です。
さらに村松がセットプレーからフリーでヘッドで叩き込んで2点差になります。
今季無双していた浦女にしては意外な展開で驚いていると、今季得点女王の清家がスルーパスに抜け出して1点返します。
これでやれそうかな…と思うと菅野のゴールで日テレが追加点を上げて、前半が終わると1-3で折り返しました。

後半スタートから、長船・栗島・佐々木繭と一気に3枚替えしてきます。
点を取らなければいけないのに守備の人ばかり入れてどうするんだろう?と思っていたら、高橋はなさんをFWで使う奇策を見せました。
試合後に知りましたが、前半はポゼッション中心だったそうですが、後半はパワープレー中心に変えたそうです。
セットプレーから長船がこぼれ球を押し込んで1点差にして、もしかしたらもしかして?の雰囲気が出て来ました。
ロスタイムは7分と表示された直後に、来季から海外移籍する清家がセットプレーのこぼれ球を流し込んで置き土産のゴールを決めました。
土壇場でのキコ様の公務(死語?)が有り、3-3で試合が終わりました。

前半は見ていて連戦の疲れが有るのか?と思いましたが、それでも後半に追い付いて負けずに終えたのは今の浦女の底力を見たような気もします。
試合が終わると優勝セレモニーに入りました。

選手もサポも歓喜を爆発させ、柴田主将が浦女のコールリーダーに直接トロフィーを手渡したり、終いには今季限りの清家さんや鈴木さんや正木ヘッドコーチも浦女のゴール裏に呼ばれてトラメガを持って一言話していました(笑)。


長めのセレモニーが終わると、出口で選手達とのハイタッチ会のサプライズも有りました。
最後に、海外へ旅立つ清家選手は頑張って下さ~い(DJ朝井夏海さん風に)。