日本女子代表のW杯は、8強で全日程が終了しました。
今大会はオーストラリアとニュージーランドの共同開催ですので、日本は酷暑ですが現地は長袖でした。
予選 ザンビア女子代表5-0
ワールドカップですので、女子の試合でもVARが導入されています。
CF田中美南のゴールがVARで2回取り消しになったりと不運も有りましたが、三度目の正直でようやくゴールが決まりました。
池田太監督になってからは3421で、DFは南・熊谷・石川と浦女とその出身者ばかりでした(笑)。
長谷川&長野がタクトを振るい、シャドウの宮澤&藤野が走り回り、清水&遠藤がサイドからチャンスを作り、守備陣は仕事が少なめでした。
一番前はエースのタナミナが下がっても、もう一人のエースの植木がいます。
シュート本数も26-0と、戦前の予想を遥かに上回る圧倒感でした。
予選 コスタリカ女子代表2-0
最終節のスペインに備えて、メンバーを少しターンオーバーしてきました。猶本・杉田・林・三宅がスタメン入りしました。
猶本光の地を這うイーグルショット!?で先制して前半の内に2点取ると、その後は安定した試合運びをしていました。
だったらそろそろ守屋さんも見てみたいと思いますが、その都弥さんが終盤出てきてW杯初出場を果たしました。
予選 スペイン女子代表4-0
近年の女子は欧州の台頭が著しいです。男女併設のビッグクラブは育成のメソッドを持っているので、それを女子部に落としこんだりすると本当に強いです。なでしこの海外組の何名かも欧州のビッグクラブのレディースに所属しています。
苦戦必至かと思われましたが、日本が好調を維持したか?相手の守備陣が本調子でなかったか?はたまた首位通過はノルウェーで2位通過はスイスと対戦だったから、スペインがガチにならなかったか?
スペインがボールを持つ時間が長かった割には、そこまで押し込まれた感じもなく日本がやれていました。
当初は予選2位通過が目標だけどそれも怪しい?位な事を言われていてテレビ中継もなかなか決まらなかった位なのですが、この辺りから日本のマスコミお約束!?手のひら返しが起こりました(笑)。
ベスト16 ノルウェー女子代表3-1
ここから先はデカくて強くて速い選手ばかりが出てきますが、ノルウェーは昔も今も男子も女子もデカイです。
オ・ウンゴル選手のゴールで先制するも、警戒していたクロスからのヘッドで追い付かれてしまいます。
しかし、WBの清水さんが往年の近賀アニキばりに高い位置にいて美人すぎる逆転ゴールとチーム得点王宮澤のゴールで後半一気に突き放しました。
ベスト8 スウェーデン女子代表1-2
押し込まれながらも均衡を保っていましたが、セットプレーから失点した後はリズムが作れませんでした。
さらに後半長野さんのハンドでPK献上になり2点差。WEリーグだったら流されていると思いますが、VARは恐るべしです(笑)。
しかし、ここから途中交代の選手達を中心になでしこらしいサッカーを見せます。
途中交代の林が1点返して、終盤は日本の猛攻が続きます。
アディショナルタイムが10分も有り流れは来ていましたが、無念のタイムアップ。
しかしまぁ、スペインに完勝して予選首位通過でなおかつアメリカが敗退した事を受けて、海外のメディアが日本が優勝候補だと報じていたって?
もしそれが本当ならば、手のひら返しが凄いのは日本のマスコミだけではないようです(笑)。
とは言え、世間がなでしこジャパンを思い出す大会になった事は紛れもない事実です。
日本の国内リーグには、WEリーグやなでしこリーグがあります。
今大会で女子サッカーに興味を持った方は、是非会場へ足を運んでみて下さい。