ルヴァン杯のグループリーグも、ついに最終節になりました。
突破の為には勝ちが必要な上にまさかの監督交代劇と、一気に大変な事態となっています。
横浜FMや清水や山形でも就任経験の有るクラモフスキー監督が就任する事になっていますが試合の2日前に公式発表でしたので、今回は安間ヘッドコーチが暫定監督として指揮を執りました。


足の方もだいぶ治ってきたので、春に断念した今年初遠征を今さらしてきました。
こっちはアウェイの京都戦で反対側はヨドコウで大阪ダービーと、最終節の舞台は全部関西です(笑)。

反対側の試合は大阪ダービーだった為に、ガンバのサポさん達が御堂筋線ジャックを敢行していました。車内や道中で騒ぐことはありませんでしたが、スタジアムに着くとチャントやクラップを始めて噂以上の迫力でした。


ただコレをいつまでも見ていると大阪長居から京都亀岡までは遠いので、キリの良いところで撤収しました。
しかしそんな日に限って環状線も京都線も遅れていて、スタ入りするのが少し遅れてしまいました。
我ながらミーハー根性で墓穴を掘ってしまいましたorz

スタジアムに着くと「チームが大変な時期だからこそいつも以上に声を出そう」との爆心地の口上から、シュート練習の時間帯から超バモスでした。
FC東京の場合選手紹介の前からチャントで鼓舞する事は余程の時以外は無いので、この日が余程の時だと言う認識が全員にありました。
試合は開始僅か8分でモリゲが頭で合わせて先制しますが、僅か10分後に追い付かれてしまいます。
いつもの悪い流れが来たか…と思うと今回は違いました。松木くんさんがサイドをえぐり折り返すと、仲川がファーに流し込み逆転に成功して前半リードで折り返します。

後半開始早々にも、京都のバックパスを塚川が奪うと凌磨がキープして最後はディエゴール。
去年はゴール後に紺野を担ぎ上げていましたが、今年はリョーマなり塚ちゃんを担ぎ上げる事はありませんでした(笑)。
これでかなり楽になり予選突破が見えてくると銅像様は御役御免になりペロッチが入りますが、その後に会場が凍り付くようなアクシデントが発生します。
ペロッチが決定機に走り込むと、京都GK若原と激しく交錯して試合が止まります。
暫くしてペロッチは立ち上がりましたが、京都のGKは膝が安定せずゴールキックもDFの選手に任せる位に痛そうでした。しかし京都側は交代枠を使い切っていたので、心配されたまま最後までプレーしていました。

終盤はエンリケが足をつり、土肥の息子がピッチに入りました。
土肥くんのコールは、かつて東京のジャイアンと呼ばれた父親と同じでした(笑)。
7分のロスタイムは長かったですが、危なげなく試合をクローズしてくれました。
本業は3-1で試合を終えて他会場の試合結果を確認すると、選手達が水を掛け合い歓喜を爆発させていました。
恒例のヤツ(笑)は得点者の3選手ではなく、野澤大志くんがやりました。試合毎に安定感を増して、出場機会で磨かれていったグループリーグだったと思います。

試合前には予選突破を心配する論調が強かったですが、終わってみると13年前の西京極での道連れ降格が噂のような見事な逆転突破劇で、最高の週末になりました。
ちなみに反対側では、試合前に集団登校していたG大阪が首位でグループリーグを突破しました。