多摩川クラシコがJリーグ30周年記念試合で国立開催で金曜の19時半キッフオフといつもと違う雰囲気で開催されました。
56705人も入り、試合開始前は光と花火とドローンの綺麗な演出が有りました。

GW中は福岡・札幌と遠隔地で連敗して、特に札幌戦は負け方が悪く心配されていましたが、大敗直後の東京は意外と戦績が良いので、それを期待して!?ある意味開き直って観戦していました。

序盤の入り方は悪くなかったです。時間と共に地力の差が出て来てしまうのがいつものタマシコですが、そうなる前の連続ゴールがいつものクラシコとは違っていました。
先制はこの日のヒーロー徳元が左サイドからボックス内に侵入して、右足で蹴ったシュートがそのままファーサイドに突き刺さるゴラッソで先制します。
さらにその徳元が、左サイドからボックス内に侵入して今度は利き足の左でラストパスを供給すると、柊斗が滑り込んで追加点。
僅か25分で2点差になる想定外の出来でした。

そうなると当然川崎は、徐々に攻撃のギアを上げてきます。
案の定ワンチャンスからの失点で、宮代のフェイントシュートが突き刺さり1点差になりました。
川崎得意のビルドアップで回されるようになると守備に回る時間帯も増えて、厳しい守備で対応せざるを得なくなり、仲川と凌磨に黄紙が出ます。
ちなみにこの試合の主審は、30周年記念試合に相応しく!?いいぞいいぞレフリーでお馴染みの西村雄一氏でした。
激しい試合展開の中で、鳴るホイッスルもまた激しかったです。
このままでは終わりそうもない雰囲気が漂う中、2-1で前半を折り返します。
ハーフタイム中に徳永悠平(とくながゆうへい)氏のチャントを、徳元悠平(とくもとしゅうへい)選手が承継しました(笑)。
後半は川崎側に退場者が出て、10人になりました。
脇坂が下がり、その後の川崎は4-4-1みたいになっていました。
途中から大島や小林悠などの川崎の大御所選手が入って来て、1人少ないとは思えぬ猛攻に防戦一方でしたが、選手交代やクバの神セーブなどで凌ぎ切り無事試合は終了しました。
試合後のヒーローインタビューは徳元、徳元&柊斗&アルベルのシャー、まさかの東京音頭(笑)で、金J国立劇場は終演しました。
多摩川クラシコでの勝利は5年ぶりだったそうです。
という事は直近で勝ったのは、東川双方に在籍したあの伝説の番長がいた頃になるのでしょうか?
川崎さんには随分勝てていなかったんだなぁと、等々力…ではなく驚きでした。
来季からの川崎戦は、ホームゲームを国立開催に変えてみたらいかがでしょうか(笑)