カタールで12月にW杯が有るので、まだ11月ですがこの時期に最終節を迎えました。
首位の横浜と2位の川崎が勝ち点2差で最終節を迎えたので注目度は高く、珍しくどちらの試合も地上波中継が有りました。
多摩川クラシコは完売御礼で優勝がかかっている川崎側は物凄い人数が来ていて、バクスタ方面にもファン・サポーターが溢れ出ていました(意味深)。
スタジアム通りを歩行者天国にしたり、青赤パークではベンチ外選手が複数回トークショーを行ったりと最終節らしい企画で、試合前からお腹いっぱいの状態でした(笑)。
今季限りと発表された木木ネ申が控えGKに入った関係で、ベンチ外になった波多野が青赤パークで超バモスなトークショーをしていました。
スタメンはSBは右に帆高・左に長友が入り、久し振りにアダちゃんがスタートから出てきました。
序盤から東京が意外とボールを持てていてチャントもノリノリでした、しかしドン・ドン・ド・ド・ドン マリノス先制…と誤報!?を流すと、直後に脇坂のミドルが突き刺さり先制されますorz
最後なので意地を見せて欲しいと思っているとチャンスが訪れます。塚川がミドルレンジで鋭いパスを出すとアダちゃんが抜け出し、たまらずソンリョンが倒して一発レッド。
川崎はGK丹野を投入するために登里を下げて、以降は4-2-3みたいになっていました。
10人になった川崎を相手に東京が押し気味に試合を進めて、0-1で前半を折り返します。
後半早々アダちゃんが同点ゴールを叩き出します。しかし、その後マルシーニョに突き放されますorz
しかしまたまたアダちゃんが、凌磨のクロスをダイレクトヘッドで合わせて同点ゴールを叩き出します。
この日のアダイウトンは絶好調で、ハットトリックも狙えそうなオーラも感じましたが…。
その直後の川崎の攻撃に浮き足立ち凌磨に当たってオウンゴールになりましたが、それが決勝点になってしまいましたorz
終盤は大胆な選手交代と3バックの奇策で挑みますが、1人多いアドバンテージを生かせず2-3で試合は終わりました。
コッチの試合が終わればアッチの試合結果が気になりましたが、首位の横浜が3-1で勝利してそのまま優勝を決めました。4年ぶりって事は、2019年最終節に観に行った首位決戦の時以来なんですな…。
試合後は、今シーズン終了の挨拶に入りました。
森重主将は東京に関わる人への感謝とタイトルを獲れなかった悔しさを、アルベル監督は変革することの難しさとそれを来季に繋げていく抱負を語っていました。
挨拶後残っていた川崎サポがやけに盛り上げっているなぁと思ったら、アルベルが川崎側へ労をねぎらうう言葉をかけて、塚川が古巣へ挨拶をしていたそうです。
選手監督スタッフが全員揃うとゴール裏で集合写真を撮り、今季限りの林選手とW杯に出場する長友選手に声援を送って全日程終了になりました。
今季は変革の痛みを伴い下手をしたら…なんて縁起にもない言葉も一部で有りましたが、蓋を開ければ勝ち点49で6位でした。
アルベル東京体制は来季も続きます。選手の去就も気になりますが、来季は更なる高みを目指して欲しいです。