先月サッカー観戦で神戸にいたので、和田岬線に乗ってきました。
神戸のノエスタへ行く時には市営地下鉄海岸線で行くことが殆どですので、JR西日本和田岬線はなにげにお初です。
和田岬線は朝夕(平日は夜も)のみの運行で通勤に特化した路線ですので、休日になると本数はさらに減ります。
なので今まで時間帯が合わず、乗りたくても乗れなかったです。

JR兵庫駅に着くと和田岬線の入口は無人改札になっていて、発車の10分位前まで中間自動改札機が消灯され閉鎖されていました。
時間になり自動改札の電気がついてホームへ入場すると、6両編成で関東で言えば昔の京浜東北線のような車両(業界用語で103系)がやって来ました。
お尻の部分が窪んでいないロングシートで、天井を大きな扇風機がグルグル回っている仕様が懐かしかったです(笑)。

車窓からは関東で言えば鶴見線あたりと似たような雰囲気で、工場や運河が見えてきました。
3分少々で和田岬駅に到着すると、入れ替わりに工場勤務者らしき方が続々と駅舎にやって来ました。
和田岬駅は簡易すぎる駅舎で、自動改札機すら有りませんでした(笑)。


JRの山陽本線と和田岬線は隣接していますが、地下鉄ですと三宮駅で乗り換える際に延々と歩きます。なお和田岬駅側は、JRも地下鉄もすぐ近くに有ります。
(それが難しいのですが)時間帯さえ合えば、和田岬線の方が運賃が安く移動も楽です。

乗車率が意外と高く余分なコストをかけていないので、和田岬線はなにげに黒字路線なのだそうです。儲かっていないから本数を絞っているものだと勘違いしていました(笑)。
逆に海岸線はサッカー観戦の時にしか乗った事が無いので知らなかったのですが、Jリーグの有る日以外は乗車率が低く、沿線の再開発も需要予測を大幅に下回って赤字路線なのだそうです。
その需要予測も海岸線が開業すれば、和田岬線は廃線になるだろうと予測されていたとか⁉

JR西日本の和田岬線が黒字で市営地下鉄の海岸線が赤字なのは、最近知った意外な事実でした。
なお帰りは時間帯が合わずに乗り損なってしまい、兵庫駅行きのシャトルバスで帰りました。
その時ヴィ○セル神戸はホームタウンである神戸市と提携関係にあるので、電光掲示板や場内アナウンスなどで市営地下鉄や市営バスでの移動を推奨していました(笑)。
おしまい。