WEリーグカップの決勝戦を観てきました。
会場は西が丘で、対戦カードは浦和女子×日テレでした。
今大会は終了間際の同点劇が多くドラマチックな試合内容が多かったですが、A組1位の浦女もB組1位の日テレも勝ち点も勝利数も2位と並んで、どちらも得失点差で勝ち上がって来ました。
決勝戦だけは、女子では珍しいダイナミックプライシング制が導入されました。
私が買ったSS席は最初は3700円から始まり3000円まで下がると、試合の3日前から上がり出して試合前日には5200円になっていました。
両軍のゴール裏の応援席は浦和側が500円高くなっていて、ココだけは需給関係をよく反映していい商売をしておりました(笑)。
それとも関係者以外屋根の無い西が丘で雨が降らなさそうだから、価格が上がったのでしょうか?
高い入場料を反映して!?女子の試合としてはお客さんが沢山入り盛り上がっていました。丸山さん&海堀さんのトークショーも有りお祭りムードの中で試合が始まると、序盤こそは決勝戦らしい緊迫した試合展開でした。
しかし日テレが繋ぎ倒してエースの植木が1点目、パスカットからの速攻でまたまた植木が2点目と、らしさを見せて日テレのリードで前半を折り返しました。
後半にも村松さんのクロスのようなシュートがそのまま入り3-0。
この時点で70分を過ぎていたので日テレちゃんの初代女王はほぼ確定かな…と思っていると、その直後からとんでもない事が起こりました。
清家のドリブルシュートで1点返すと安藤も混線から押し込み2点目で、一転してもしかしたら!?が起こるかもしれない試合展開になりました。
そして終了間際にはまさかのPK献上。エースの菅澤が決めて、土壇場で3-3の同点に追い付きました。
ここで日テレはベテランの宇津木を入れて試合を落ち着かせようとしますが、流石の宇津木さんでも一度浦和に傾いた流れは止められず、さらには守備の重鎮村松が負傷してしまいます。女子の試合にしては長いロスタイム4分が過ぎて後半戦が終了しました。
そのまま延長戦に突入か!?と思ったら、今大会のルールでいきなりPK戦に突入しました。
柴田さんと植木さんがコイントスを行い日テレが先攻、日テレ側でPK戦が行われました。
正GK池田が戦線離脱でいつもはサブの福田さんがこの大一番でフル稼働でしたが、最後は福田が止めて清家が決めて、PK戦は4-2で浦和女子が初代女王になりました。
表彰式では、つい最近チェアに就任した元V長崎社長の高田春奈さんが早速表舞台に登場しました。
優勝賞金200万円は岡島初代チェアが、優勝杯は高田二代目チェアが授与していました。
0-3からの大逆転劇に浦和側は、スタンディングオベーションで大盛り上がりでした。浦女のサポさん達が本蓮沼駅に流れ始めると混みそうなので、その間に会場を後にしました(笑)。