今年2度目の国立開催も雨になりましたが、実際に雨が降ったのはスタジアムへ入場した時と試合終了の10分前位で助かりました。
試合前には約1000人のキッズチアが踊り、リトグリが1曲歌い、約1500発の花火が上がりと試合前から昂りました。

スタメンは紺野の所にレアンが入った以外は前節と同じで、選手の疲労が気になりました。
しかし試合が始まると前2節の関西ツアーの時が嘘のように試合の入り方が良く、序盤から東京ペースで試合が進みました。
先制点はレアちゃんが左45度から技アリのミドルシュートでした。いつか世界のイニエスタが味スタで東京相手に決めた技ありミドルに似たような感じのゴラッソを、世界のレアンドロがやってのけました。
京都は後半最初からウタカを下げたり選手交代の嵐で流れを変えようとしますが、流れを引き寄せさせず概ね東京ペースで試合は進みました。
東京側が少し攻めあぐねるようになると、良い時間帯にアダちゃんとフェリッピを投入して活性化を計ります。
雨上がりのピッチでは、重馬場に強いアダイウトンの突破力が強烈です。追加点はあわや失点という危ない場面から、一気呵成のファストブレイクでした。
タマちゃんのミドルのこぼれタマを、走り込んだアダちゃんがごっつあんで押し込みました。
終盤は山下も出て来ましたがCFはフェリッピが務めていましたので、山下は右のFWの位置に入りました。
前回の国立開催では雨の中で終了間際にエンリケが負傷した事も有って心配でしたが、今回は危なげなく時間を使い2-0でFC東京が4試合ぶりの勝利となりました。
試合後はレアンドロのヒーローインタビューの後暫くしてスーツ姿の外国人がゴール前に現れたのでアルベルかなぁ…と思っていたら、まさかのアマラオアンバサダーで往年のシャーを敢行しました。

クラブ史上初の50994人入る大入りのホームゲームになりました。
3階席にいたので帰りは階段を下りるのに一苦労でした(笑)。

クラブ側がキャッチコピーを打っていた言葉の通り「特別な90分」になりました。
この試合を観てFC東京を気に入って下さった方々は、飛田給駅至近の味の素スタジアムへも是非またお越し下さい。