2年目のWEリーグを迎える前にカップ戦が開幕されています。
ナクスタで大宮女子✕浦和女子の女子版さいたまダービーを観てきました。


大宮側はメンバーは昨季からの442で継続ですが仲田が右のSHに入り、長野から加入即10番の五嶋さんがボランチに入り早速効いていました。


浦和側はCB南の海外移籍や絶対的守護神池田は怪我で2番手GKの福田もU-20のヤンなでに招集されてと、守備陣がいつもと違います。
GKには伊能がCBには上野が入っていました。SBの印象が強過ぎる上野さんがCBをやる姿は、千葉女子時代も含めて初めて見ました。4231かと思って見ていたら実は4141だったみたいで、柴田をアンカーにして猶本&塩越が美人過ぎるインサイドハーフを組んでいました。

大宮が強くなったのか?浦和がメンバーを落としているのか?理由は両方だと思いますが、大宮が予想以上に戦えている試合展開で面白かったです。
互角かむしろ大宮ペースかと言う時間帯に、井上のスルーパスを仲田が滑り込みながら振り抜き先制します。仲田さんはこれが移籍後初ゴールになりました。
でも仲田さんは後半開始前にoutになり村上が同じ右SHに入りましたorz
浦和側も動き、遠藤と清家が同時投入されます。遠藤さんが右SBで清家が左SHと、逆じゃないのか!?と思うような起用に驚きました。
遠藤さんのサイドバックは初めて見ましたが、オーバーラップしては鮫ちゃんとデュエルしたり意外と攻撃面で嵌まっていたかもしれません。

後半も一進一退面白い試合展開でしたが、井上がサイドに展開すると村上が中に折り返し、五嶋とGKと競り遠藤がクリアするがこぼれ球を上辻が頭で押し込みました。
終盤になると、澁澤さんと今季浦女から加入した柴山さんを投入して五嶋さんもCBの前まで下がって実質5バックになって2-0で逃げ切り体制磐石かと思いましたが、この後とんでもない展開になりました。
3分間のロスタイムで90+1分に猶本が押し込み1点返すと、90+3分には塩越のミドルが突き刺さり同点。猶本&塩越の美人過ぎる同点劇の直後に試合終了。

試合が終わると、唖然呆然とする大宮側と歓喜して安堵する浦和側と明暗を分けていました。
開幕戦でナクスタでダービーでそれでも1857人しか入らない現実は厳しいですが、試合自体は面白いですので是非多くの人に観てもらいたいです。