まだ5月ですが30℃超えで今年一番の暑さでした。
小川諒也選手のポルトガルへの期限付移籍と壮行セレモニーが急遽決まり、しかも対戦相手が(試合前の時点で)首位の鹿島なだけに開門が15分早くなりました。
その上隣のアリーナでは世界のB'zがライブを行い、さらにその隣の補助競技場ではなでしこリーグが有り、逆隣の補助グラウンドでは大学生の米式蹴球が有り、府中では競馬の日本ダービーと真昼の時間帯は人人人でした。

諒也移籍の噂話が流れた直後の前節清水戦は、諒也の2ゴールで快勝すると「軍団長の置き土産か!?」なんて真しやかに囁かれていました。そしてその2日後に公式発表が有りました。
諒也が良いプレーを置き土産にしてくれそうな予感もしますが、対戦相手はあの鹿島。強敵かつ難敵ですが盛り上がりそうな要素も多分に含み、暑くても参戦したくさせてくれます(笑)。

前半から小川軍団長のいる左サイドは絶好調で、諒也がボールを中に入れると凌磨がディエゴとワンツーやって抜け出して先制ゴールを叩き出します。
さらにはアダちゃんの猛烈な左サイド突破から中に入れると、ディエゴの鬼キープを経由してまたまた凌磨が2点目を叩き出します。
鹿島も別に調子が悪かったという訳ではなく普通に手強かったです。その鹿島を相手に前半を2-0のリードで折り返します。

後半にも重馬場だけでなく猛暑にも強いアダちゃんが猛突破を見せるとPKをゲットします。キッカーはディエゴでしっかり決めて、御大の久々のゴールに盛り上がりました。


得点直後に失点してしまったのは勿体無いですが、その後途中交代で入った選手達が効いていました。
紺野や永井はチャンスを狙う動きをしていて、帆高は高い位置からの守備だけでなく攻撃面でも良かったと思います。
終盤はライン際で諒也とアダちゃんがキープして相手に上手く時間を消費させて3-1で試合終了。

試合が終わるとヒーローインタビューは凌磨選手です。2ゴールもそうですが、攻撃の芽を摘むファーストディフェンスも見事でした。
そして真打登場、諒也選手の壮行セレモニーになりました。


軍団長は来月の鳥栖戦までは日本にいられるそうですが、来月にはホームゲームが無いために壮行セレモニーが鹿島戦後に決まったそうです。
7年間の在籍で大人になった小川選手のスピーチは非常に印象的でした(笑)。
凌磨のゴールでFC東京通算300ゴール達成で、200試合達成のディエゴのゴールも有り、諒也の壮行セレモニーも有りで最高の週末でした。