国立競技場で初のWEリーグが開催されました。
先日FC東京が男子初のJ公式戦を開催しましたが、女子ではINAC神戸がお初になりました。
1階席のみの開放で2万人を目標にしていましたが、最終的には11763人入りました。それでも女子の試合で五桁お客さんが入るのは凄い事です。
TUBEの春畑さんのギターアンセム生演奏や世界の澤&宮間兄貴によるキックインセレモニーなどが有り、試合前からお祭りみたいな雰囲気でした。


新国立競技場のメインスタンド1階は初上陸でしたが、屋根は一応最前列までかかっていました。ただ雨の強さや風向きによっては前方は吹き込むかもしれません!?

試合前の時点で既にINACの優勝と浦和女子の2位は決まっていましたが、聖地での顔見世興行的な意味合いが有ったからなのでしょうか!?どちらもメンバーを落とさずに臨んでいました。
試合はややINACのペースで進んでいたようにも見えましたが、前半終了間際に試合が動きました。
塩越が深く抉ってマイナスに折り返すと、安藤がバイタルエリアに走り込んで流し込み先制しました。大ベテランの安藤さんはボランチ起用でしたが、誰もいないエリアに走り込んで決める勝負勘は流石でした。
貴子様の公務対策で守屋を左に回して対策していたものの、浦女の先制でゲームプランが狂ったような印象も受けました。
INACは後半途中に高瀬と浜野を入れてさらには中島まで下げて勝負に出ましたが、概ね浦和が凌ぎ切っていました。
PK献上で試合を決定付けるような大ピンチも有りましたが、菅澤のキックは山下が読み切ってセーブしていました。
ウマい中島さんを下げたら誰がプレースキックを蹴るんだ?と思ったら、いときんが蹴っていました。いなっくさんの場合CK・FKは殆ど中島さんが蹴っているのでコレは意外でした。
ロスタイムは女子の試合にしては比較的長めでしたが、そのまま0-1で試合終了しました。

試合後は「試合には負けたけどホーム最終戦なのでセレモニーは続きますよ~」とINACの安本社長がMCを続けて、今節「も」セレモニー的なお祭りが続きました。
中島・山下選手へのインタービューの裏側では浦女側も盛り上がっていた感じで一体何だろう!?と思っていたら、猶本選手が通算200試合達成だったそうです。おめでとうございました。


その後はサインボールを投げ入れながらピッチを半周して、最後は見るからに軽くなさそうな星川監督を選手&スタッフ一同で胴上げしていました(笑)。
そんなこんなで、初年度のWEリーグも残り1節を残すのみとなりました。