Jリーグが国立競技場に帰ってきました。名誉あるJリーグ最初の公式戦をFC東京が開催しました。
開催前から、大々的に宣伝したり招待券を撒いたり気合いが入っていました。
生憎の大雨でしたが、久し振りに43125人も入る大入り試合になりました。


国立最初のJ開催と言う事でしかも雨なので、運営はどうか?屋根はどうか?と他サポ様からも注目されていたようです。
(4月で北からの風で風速5mでにわか雨という前提ですが)ホーム側のゴール裏は最前列でも濡れません。ただバックとビジター側では前方数列はカッパを着ている様子でした。
ただコンコースや階段や入口などの導線が細かったり座席間隔が狭い事などが問題視されていて、FC東京の公式サイトでも早めの来場を勧めていました。

青赤の光と花火の演出で昂った雰囲気の中試合が始まると、前半からスイッチが入った東京のペースで試合が進みます。
令和の国立男こと玖生が18歳とは思えぬパフォーマンスを示し、ミドルとオーバーヘッドで見せ場を作りました。なお、試合前には松木くんさんのグッズが凄い勢いで売れていたそうです。
IHの相棒になる東京のダイナモこと柊斗も、2回惜しいシュートを撃ちました。
先制点はCKからエンリケがクロスバーを叩いたこぼれ球を、重馬場に強いアダちゃんが豪快に蹴り込み先制しました。

後半になると、いい時間帯にいい選手がピッチに復帰しました。
レアンドロが途中交代でピッチに入るとファストブレイクの局面になり、ボールを収めると単騎で30m以上独走してドリブルシュートを決めました。


完全に東京ペースになった所で点を取るしかないG大阪は、御大パトリックが登場して流れが少し変わってきました。
この日の主審はいいぞいいぞレフリーで有名な!?西村氏でしたが、決定機にはVARが2度ほど稼働いたしました。
永井がボールを奪うと速攻からレアンにラストパスを供給して、レアンがゴールネットを揺らしますがVARが入ります。永井がボールを奪ったプレーがファールで、ノーゴールになりました。
パトリックの打点の高いヘディングゴールはオフサイド。こっちはVARが入ってもオフサイドでした。

試合は6分のロスタイムを経て立てずに試合後担架で運ばれたエンリケが心配でしたが、2-0でFC東京が雨の国立決戦を制しました。
FC東京は9月にも国立開催が有りますが、その前にも飛田給駅至近の味の素スタジアムで公式戦を開催しています。
この試合でFC東京の事を気に入って頂いたという皆様は、味スタへも是非いらして下さい。