優勝の可能性を残して完売御礼で来場者が4万人超える見込みだという事も有り、朝8時から入場整理券を配布するという公式サイトのアナウンスが有りました。それを見て早朝に起床して味スタへ向かいました。
朝8時前に味スタに着くと、並びの列は甲州街道まで達していました。
2時間弱の間延々と並びましたが、かなり前の方で整理券は予定枚数終了。
今並んでいる位置に荷物を置いて、一旦解散となりました。
集合時間の10時までに青赤パークで腹ごしらえして、そこからまたスタジアムの中に入ったのはキックオフ3時間15分前の10:45頃でした。
東京側は青赤フラッグの無料配布が有り、浦和側も赤黒白レッズトリコロールの旗の持ち込みが有って、試合前から旗の振り合いでした。
あの石川CCも客席にやって来てトラメガを持って士気を高めて回り、スタジアムは試合前からいい雰囲気になっていました。
スタメンには剛が帰ってきました。
浦和側は一番前に興梠がいて右には森脇・左には山中と、春の埼スタでのロスタイムを思い出すようなメンバーでした。
首位決戦がかかっている東京と残留がかかっている浦和、物凄い盛り上がりの中で試合は始まりました。
試合を見ていると、今の浦和さんは確かに調子が悪そうです。いつものようなサンフレッズ特有の怒涛のボール回しは、例年のような怖さが少なかったです。
しかし大槻組長の風貌には、いつもながら渋みと凄みがあります。コートを脱ぐとまるで本職でした。
東京優位で試合は進んでいましたが、ショートコーナーのCKから山中が鋭いミドルを撃ってきて、こぼれ球をマルティノスが豪快に蹴りこみ浦和が先制しました。
例年のように崩されまくっていた訳でもないのに、飛び道具に沈みましたorz
浦和もまた残留がかかっているので、磐田戦や湘南戦と同様に球際でのプレーが激しかったです。ディエゴも永井も試合中に負傷してしまい、田川とサンホが入ります。
首位の横浜は川崎相手にリードしているので、負けてしまうと最終節を待たずして横浜の優勝が決まってしまいます。
浦和も両WBを橋岡と関根に入れ替えて勢い付いてきてボールを持つようになってきましたが、東京側もまたセットプレーが吉でした。
CKから森重が折り返すとサンホがシュートして、そのこぼれ球を田川がジャンピングボレーで合わせて価千金の同点ゴール。
これで息を吹き返した東京はさらにはインスを入れて最後の1秒までよく戦っていましたが、1ー1で試合は終了してホーム最終戦のセレモニーに入ります。
東主将は「まだ諦めてません」と話していました。
健太監督は「また浦和に勝てませんでしたけど、最後は横浜で喜びを分かち合いましょう」と話していました。
首位の横浜とは勝ち点3差。
2位の東京が優勝するためには「4点差以上の勝利」が必要と、条件的にはかなり不利です。
東京自慢のツートップの負傷が不安ですが次節で2019年シーズンのラストになりますので、今のFC東京らしく最後の1秒まで出し切って欲しいです。